5/5早朝5時前に起きて、早朝の花見に出かけます。昨日も見ていますが、人が多くてじっくり見られなかったので、早朝の花見と洒落込みました。
早朝なので誰もいないか、近所の人が散歩に出ている程度かと思ったらさにあらず。朝早くから立派なカメラを持った中高年が元気に撮影に勤しんでいました。こちらはiPhoneで撮影です。
朝日を浴びて輝く桜並木と川面。誰もいないので、川のせせらぎの音だけが聞こえました。やはり寺巡りと花見は早朝に限ります。
こちらの赤い橋は旧日本硫黄沼尻軌道の線路跡にかかる橋。残念ながら当時の橋桁ではありませんが、この前後の道路は鉄道線路らしいカーブを描いています。
JR磐越西線の踏切まで歩いてゆくと磐梯山の姿が。手前に桜がある場所で朝日を浴びる磐梯山を撮ってみました。
踏切を渡ると撮影ポイントにもなっている通称川桁カーブが見えます。2日後の5/7にはTRAIN SUITE四季島が日中にここを通過しているので、その時には画面の範囲内には撮り鉄が大挙していたことでしょう。
JR川桁駅まで行って跨線橋の上から磐梯山を望みます。個人的にはここから見る磐梯山が一番綺麗だと思うのですが。
観音寺川の名前の由来となった観音寺。江戸初期の建立と言われる山門がひっそりと建っています。ここのしだれ桜も綺麗らしいのですが、早朝ともあって静まり返っており、入るのも憚れるので遠くから眺めるだけにとどめました。
正味1時間ほどの散歩をしてから温泉で汗を流して朝食を食べて支度をしました。
新津鉄道資料館を後にして磐越道新津インターから高速に乗ります。高速に入る前に600km近く走っているので給油を済ませておきます。会津若松まで磐越道は対面通行の2車線道路なので、事故を起こさないように慎重に走ります。お昼も過ぎお腹も空いたので阿賀野川SAでお昼ご飯を食べ、福島県に入った西会津PAで時間調整とトイレ休憩。PAから雪化粧の飯豊連峰が見えました。
会津若松インターからは片側2車線となります。ここからは勝手知ったる道。しかし横風が強くハンドルを持っていかれそうになるので慎重な運転は続きます。磐梯山が見えてきてお馴染みの風景が広がる中走り、猪苗代磐梯高原インターで高速を降りて2日間お世話になるホテルリステル猪苗代へ。14時過ぎの到着となりましたが、チェックインだけはやってもらえました。部屋に入れるのは15時過ぎからなので、その間を使って近くの観音寺川の桜を見に行くことにします。
観音寺川の桜は猪苗代町川桁地区を流れる観音寺川の両岸に植えられた桜並木で、東北桜の札所11番に選ばれています。ちょうどゴールデンウィークのあたりに満開を迎えるのですが、昨年はちょっと時期が合わず見られなかったのですが、今年は満開の桜並木を見ることができました。
桜は満開を迎えていますが、磐梯山はまだ雪をかぶった姿。桜と雪を一度に見られるのはここの特徴かもしれませんね。満開の桜に囲まれた磐梯山の姿です。
この観音寺川は護岸工事をしておらず、ほぼ昔のままの川の流れを保っていることから、土手の緑と満開の桜の対比が楽しめます。ゴールデンウィークともありかなりの賑わいを見せていました。
ソメイヨシノの他にもエドヒガン、シダレザクラ、ヤマザクラなどが植えられているので、色の対比なども楽しめます。
JR川桁駅前の旧日本硫黄沼尻軌道の駅跡にはヤエザクラが見事に満開を迎えていました。わが町浦安ではソメイヨシノとヤエザクラの満開には2週間ほどの差があり、2度お花見を楽しめますが、こちらではほぼ同時に満開を迎えるようです。
お花見を楽しんでホテルへ戻るとちょうどお部屋に入れる時間。鍵を受け取って2日間のお部屋に入りくつろぎました。