新・空と鷹と鉄の間に

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京葉線25周年ラッピング電車

2015-12-26 17:31:54 | 鉄道

信濃路へ向かうために京葉線の電車に乗ると、京葉線25周年ラッピング電車がやってきました。

こちらが京葉線25周年ラッピング電車です。東京駅京葉地下ホームでの撮影です。

25周年を機に京葉線は色々な改良が加えられています。そのロゴマークです。

京葉線が開業したのは1986年。西船橋ー千葉みなと間での暫定開業でした。同時に開業した埼京線とともに日本国有鉄道最後の新線とも言われていました。車両は山手線品川電車区に205系を投入して、京浜東北線浦和電車区に103系10両貫通編成を転属させ、浦和電車区の6+4両の編成を組めるクモハ103組み込みの10両編成を当時の津田沼電車区に転属させて開業に備えました。この時の京葉線電車の配置区は総武線の基地である津田沼電車区でした。車両自体は現在の京葉車両センターの場所に置かれ、鷺沼派出として業務に当たっていました。当初は朝夕のラッシュ時間帯以外は6両編成での運転でしたが、暫定開業では総武線からの乗客の転移は進まず、日中4両編成で運転されていた時期もありました。

1988年には千葉みなとー蘇我・南船橋ー新木場間が開業しました。前年の1987年には新木場まで営団地下鉄有楽町線が開業していたので、乗り換えは伴いますが都心とつながりました。また武蔵野線との直通運転を開始したのもこの時です。保安面でもATS-P型が初めて導入されました。皮肉にも開業の5日後にATS-B型を使用していた中央・総武緩行線東中野駅で列車衝突事故が発生し、結果的にJR東日本管内では急速にATS-Pが導入されていきました。この当時市川市塩浜に住んでいた私は中学校の窓から建設されてゆく市川塩浜駅を見ていました。また試運転の電車を江戸川橋梁まで撮影に行ったりしていました。
ちなみに新木場駅で挙行された開業式典には国際的に有名なあのネズミも参加し、写真の右側付近にいたはずですが、その辺は大人の事情というやつでしょう。

2年間の新木場暫定営業ののち1990年に東京駅まで開業し京葉線全通となります。205系電車が新製投入されて京葉線に新しい電車が走り始めました。暫定開業以来津田沼電車区→習志野電車区に配置されていた京葉線の電車はこの時から新設された京葉電車区に配置となりました。この時には開業日のみの京葉線フリーきっぷが発売され、私もそれも買って京葉線全線に乗っています。開業の日に八丁堀駅を快速電車が通過してしまう運転事故があり、たまたまその電車に乗り合わせていました。

2010年に開業20周年を迎え、京葉車両センターの公開や、スタンプラリーの開催などが行われました。また京葉線の車両には開業20周年のヘッドマークも取り付けられました。この20周年の時は201・205系からE233系5000番台への世代交代が進んでいる時でした。

そして2015年に京葉線は開業25周年を迎え、京葉ベイサイドラインプレジェクトが始動しています。そのプロジェクトの一環としてディズニーリゾート最寄駅の舞浜駅は改良工事を行っており、東京ディズニーリゾートへご来場のお客様にはご不便をおかけしています。完成すれば広く使いやすい構内になる予定です。