大阪で気になっていた駅のひとつです。新大阪駅の隣の駅ですが、その駅間わずか700m。なんでも戦前の弾丸列車計画では、大阪方の終着駅になる予定だったようですが、戦後の新幹線計画では山陽方面に直通する際に線形がよいとのことで、現在の新大阪駅ができたようです。そのおかげで駅間が少なくなってしまいました。
あまりに新大阪駅に近いために利用者も少なく、結果的に昭和の風味の残る駅舎が今も使われています。オレンジ色の瓦屋根をまとった駅舎には、かつての電車駅の風情が残り、自動改札機もわずか2通路。駅名板もJR色はなく国鉄タイプの非常にシンプルなものでした。
新幹線駅の隣にあるちょっと昔の駅です。