夕方近くなってくると、パーク内のあちこちで明かりがともるようになってきます。そんな中なにやらおどろおどろしい音があたりに鳴り響いていました。空を見上げると何となく雷のような気もしますが、どうもそんな感じでありません。ふとプロメテウス火山を見上げると、なんと噴火をしていました。一日に数度噴火する光景をたまに外から見ますが、パーク内から見るのは初めてです。ちょうどいい具合に雲が噴煙のような形になっていました。
明かりが入ると見えてくるのが照明に施されたハロウィンの演出。アメリカン・ウォーターフロントの照明は普通の照明に所々でこんな飾り付けがされていました。照明の形をうまく使った憎い演出です。
メディテレーニアン・ハーバーの照明はカボチャのようなタイプと、普通の照明に隠されたちょっと怖い演出。普通に見ても怖いですが、明かりが入るとますます怖く見えます。
さてその「マイフレンドダッフィー」ですが、今や東京ディズニーシーではミッキーを凌ぐ人気者「ダッフィー」の誕生の物語のショーです。
ダッフィーはミニーマウスが旅に出るミッキーマウスの為に作った熊のぬいぐるみで、ダッフルバッグに入っていたことからダッフィーと名前が付けられました。その誕生までの物語と、ミッキーとともに旅に出るところがショーで演じられています。
誕生の部では、普通の熊のぬいぐるみがミニーの愛情のこもった首飾りをぶら下げたとたんに動き出すという演出がなされており、その瞬間にあちこちから「かわいいー」と声が上がっていました。
第2幕の旅立ち編では、これからの旅に思いを馳せるといった内容です。出演はディズニーの主要メンバーである、ミッキー・ミニー・ドナルド・デイジーです。このショーの最後に流れる曲が一度聴くと頭にこびりつくぐらい軽妙な曲です。
ちなみに「ダッフィー」は日本発のディズニーキャラクターで、当初は東京ディズニーシー限定でしたが、その爆発的人気から現在は世界中のディズニーパークに展開されています。しかし東京ディズニーリゾート内でもダッフィーグッズは、東京ディズニーシーの中でしか販売しておらず、東京ディズニーランドやボンボヤージュではいっさい販売されていません。
ぶらぶらと歩いてケープコッドへやってきました。ここはダッフィーのホームタウンです。
ここでの主役はやはりダッフィーです。
ケープコッドは海辺の漁村という設定なのでハロウィンの飾り付けも華やかなものではなく、野菜などそこら編にあるもので飾り付けをしている雰囲気になっています。こんな感じもいいものです。
ここで普段は待っている人がずらりと並んでいるケープコッド・クックオフで開催されている「マイフレンドダッフィー」のショーですが、 この日はなぜか並んでいる列が少なかったので、これ幸いと並んでみました。