マタギちっく

朝Runで阪急芦屋川まで下り川を渡り、ふと気が向いて山の方に走ることにした。
急な坂をエッチラオッチラ駆け上がる。
高座の滝の前で火を焚いてあたたまる人。
狭いここで集まってラジオ体操をしたり、朝からここで何か焼いて食べ ちょいと一杯飲んでいる人もいる
朝6時過ぎ、お年寄りたちの楽しい時間がここにある。


おはようさん！なんて言われながら滝を見上げていたら
もうちょっと登りたくなってきた。


ロックガーデンの上までと決めて登りはじめた。
朝日が後ろから私を照らす。あぁ幸せだなぁ。


靴はランニングシューズ。
今日はここまでにしよう。
腰かけるのに丁度いい岩を見つけ、足を投げ出して朝日を浴びる。


ガサガサと茂みで音がする。
生き物の気配だ。登山道の方ではないから動物だ。
ここに人間居てますよ、の合図を出す。
足を踏み鳴らしたり、咳払いする。
ガサガサは近づいて来る。
立ち上がり大きな音で手を叩き、ガサガサ音のする方を見ながら身構える。
来た。


(￣∀￣)姉は、山を一人で歩き回り ご飯を作って食べたりする私のことを「マタギ」と言う。
いやいや本当のマタギさんに申し訳ない。
(マタギというのは、クマなどの大型獣を捕獲する技術と組織をもち、狩猟を生業としてきた人。)
とにかくだ、こんな時マタギなら「獲物だ！」と喜ぶのだろう。
(￣∀￣)残念ながら私はマタギではないのでこの場を立ち去ることにする。
六甲山系はイノシシは多い、よく出会う。
ほとんどの場合知らん顔したら向こうからどこかに行ってくれる。
じっと私のことを見ているから後姿を見せないようにして離れた。


山を下り、一時間ほど走って帰った。
貴重なお休み、したいことがいっぱいなんだ。
なんていい朝！