これは7月に燕岳に行った時の写真。
私の真後ろ遠くに山小屋が見えている。陽射しの強さに夏を感じる。
写真右側山小屋が見えている。
これは10月に行った時、同じ辺り。秋の空。
そしてこれは今の写真(借り物の写真ですが・・・)
これは7月の写真 版画家 畦地梅太郎氏 作の「山男」の像
翌日、雨の中の山男の像
「またすぐに来るね」って約束して帰った。
約束を果たして3か月後に再会、10月。
そして今(借り物の写真)
夏と秋、北アルプスの山を歩きながら考えた。
岩のほんの少しの土の上にしがみつくように咲いている花を見て思った。
風下に向かって斜めになっている木の幹を見て思った。
今緑あふれる山にもすぐに厳しい冬がやってくる。
私たちの想像もつかない厳しい冬を、ここでは植物も動物も鳥も耐えて越えていくんだなぁって・・・。
そしてこうしているたった今も、もう山では真冬になってこんな白い世界が広がっている。
山の長い冬。
5月くらいまでは雪に閉ざされる。
私の見た雷鳥は、もう真っ白になっているだろなぁ。
私の心はまた山へ・・・。