TypeR日記

愛車ホンダ・インテグラTYPE-Rと、車全般、海外旅行、京都の美味しいものについて綴ってまいります!

【御勤め】京都・五山の送り火(大文字)現場編1

2008-08-17 | 京都の話題(「食」以外)

0708161京都・五山の送り火(大文字)」の当日、現場のお話です。

※ただし、連れていった専属カメラマン(?)から、まだ、データを貰っていないため、私がコンパクトカメラで撮った写真と、1年ぶりに会った友人から入手した1年前の写真を織り交ぜてお送りします。

当日の天気ですが、15時過ぎから少し雨が降ったものの、それだけで、全く問題なし。

逆に、山上に移動する際、涼しくて良かったくらいです(どうせ、Tシャツが絞れるくらい、汗だくになりますから、カサもカッパもなしです)。

上に着く頃には、雨も上がり、良い感じ。

ここから「火床」を組んでいきます。

写真左は「」の字の右下側の払いの部分。場所によっては、かなりの斜面です。

写真右は組み上げた「火床」。

銀閣寺前で受け付けている「護摩木(有料)」で組んでいきます。

これは真直ぐに組み上げないと、火をつけた後、傾いて倒れ、長い時間、燃えてくれませんから、かなり慎重に作っていきます。

この「火床」がきれいに最後まで燃えれば、その家が1年間繁栄する、とされ、ふもとの家から親族・関係者(主に女性)がチェックされていますから、責任は重大です。

護摩木は松の木で、これを2本ずつ、交互に「」の字を作るように組みます。

そして、2本の木の間に松葉を下向きに挟み込み、火つきをよくします。

出来あがると、高さは土台を含めて170cmほど。

あとは夕立ちに備えて、ビニールシートを掛けて、20時まで待ちます。

P8160015で、徐々に夕暮れが近づきます。

メンバーには、年に一度、この日にしか会わない人も多く、色々な話をしながら、時間を過ごします。

※「年に一度」なので、よく、「織姫と彦星かっ?」って話が出ますね。。。

そして、夕焼けを見ながら、気持ちと集中力を高めていきます。

その頃の京都市内を見ていると、至るところに車の列、また、御所や鴨川沿いに多くの人が居られることが分かります。

19:45くらいになると、京都市内の多くのライティングが消灯されていきます。

京都タワーや大きなネオン等。この日はゴルフの打ちっ放しも16時頃で終了というのも多いです。

本当に多くの方々にご協力を頂き、感謝の言葉以外にありません。

そして、19:55。 5分前です。

この頃になると、身内が懐中電灯をつけるのも憚られる状態。

真っ暗な中で「点火」の瞬間を待ちます。

20:00

0708162_2」の時の中心部(「」と呼ばれる縦横の交差点)で、大きなタイマツが振られ、その後の「点火!」の掛声に合わせて、皆で一斉に火を着けます。

ここで、出遅れると、ふもとから見た時に、自分の家の「火床」だけ火が小さい、となりますから、松葉と麦藁から「護摩木」に火が移るまでは、最も集中して火を管理します(基本的には火の着きが悪い部分に回り込み、うちわで必死に風を送る)。

護摩木」に着火すれば、ちょっと安心です。

この時、京都市内に目を移すと、人のいるところが絶えず、細かく光っています。

みんな、こちらに向けて写真を撮るため、そのフラッシュが光るからです。

実は、この光もかなりきれいだったりします。

080816saiさて、火が真っ盛りになると、次の仕事です。

飛び散った「火の粉」が周囲の草むらに燃え移らないよう、はたきに行かなければなりません。

しかし、これが、かなり危険な役。

とにかく熱いのです。

昔、小学校でやった「キャンプファイヤー」、あの火に1mくらいまで近づくのを想像して頂ければ分かり易いと思います。

これは体力のある若手(?)が担うことが多く、今年も、私がやりましたが、顔と腕は、軽い火傷状態(日焼けではなく、火焼けですね・・・)。

腕時計なども熱で壊れるので、前以って、外しています。

さっきまで、汗で湿っていたTシャツも熱でパリパリに乾きますね。

そうしているうちに「」も落ち着いてきて、後は、「少しでも長く、崩れずに燃え続けて」と祈るのみ。

この時に、メンバーと、「今日の護摩木の組み方」について反省をしたりします。

そして、他の山にも「」が灯もりはじめます。

まず、「」&「」、そして、「船型」、さらに「左大文字」と「鳥居型」。

下から見ていると、「五山」の全てを見られる場所って、回無だと思います。

※私が知る限りです。元々は御所から全てが見えるような配置となっているはずですが、色々な建物により、それも不可能です。

そういう意味では、ここからは全て(自分のところ以外)を見ることが出来、圧巻です。

しかも、下からだと、1個か2個を、人ごみの隙間から見る感じですが、ここからだと、一切の障害物なしで、見おろすような景色。

役得」だと思いますね。

最後に、「」が下火になったところで、「消し炭」を確保して下山を開始。

ふもとの家で「消し炭」を渡し、状況説明などを行って「御勤め終了」です!

とにかく体力を消耗しますが、他に換え難い達成感があり、「また、来年!」という気持ちになりますね!

さて、話が長くなりましたので、「専属カメラマンの写真」と「消し炭」の話は明日以降に。

ご期待下さい!!!


海外で見かけた注目の車(62)シトロエン・DS

2008-08-17 | 海外旅行×車

Citroends1

海外で見かけた注目の車」シリーズの第62回目。

「オランダ・ベルギー編(2008年)」です。

今日も前回に引き続き、歴史ある「シトロエン」を。

シトロエン・DS」です。

この車、1955~1975年に製造されていました。

とにかく大きいですね。

現行のフランス車のイメージとは、かなり異なります。

また、1999年に実施された、「20世紀の名車ランキング」である「カーオブザセンチュリー」で3位になった名車でもあります(下記)。

  1. フォード・モデルT
  2. Mini
  3. シトロエン・DS
  4. フォルクスワーゲン・タイプⅠ
  5. ポルシェ・911

今回の旅行中、この「シトロエン・DS」を3回も見かけました。

それだけ、愛され、大事にされているのだと思います!

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オランダ・ベルギー旅行記(30)海外で出会ったワンコ達

2008-08-17 | 旅行記(2008オランダ&ベルギー)

Dogs_2

オランダ・ベルギー旅行記」の第30回目。

今日はちょっと趣向を変えて、「海外で出会ったワンコ達」を。

海外では色々なところで、犬に出会いますが、マナーや躾けがしっかりと出来ているように思います。

それこそ、しっかりと躾けられた犬はリードもなしで、飼い主さんの数メートル前をとことこと歩いています。

時に後ろを振り返りながら。。。

写真ですが、まず左上は「アントワープ・ノートルダム大聖堂」の近くのカフェで御主人を待つ犬。

ここは「フランダースの犬」で有名なところですが、「パトラッシュ」とは違う犬種ですね。

次に右上。

ブルージュ」のチョコレート屋さんの入口ドアの境界線上で御主人を待つパグ。

こちらもリードはなしです。

次に「ブリュッセル」での写真を2枚。

左下は自分のリードを加えて散歩する犬。

たまに後ろを振り返りつつ、自分のペースで歩き回っていました。

右下はカートに乗せてもらっているトリオ。

写真をお願いすると飼い主さんがポーズを取らせ、さらに目線が私向けになる様、犬に指示までして頂きました!

犬に日本語が通じているかは不明ですが、犬の頭を撫でる時は、やはり日本語で話しかけてしまいますね。

心が安らぐ瞬間です。

そう言えば、私がいつもお邪魔をするブログでも、可愛いワンコが紹介されていました。

御主人を気にする上目使いや真直ぐ後足を伸ばして地面に這いつくばる姿がグッドです。

犬、大好き!」な方は、ぜひ、ご覧下さい!

にゃんじー・たーぶーふぁいる(関連記事):

http://stream-ab.blog.ocn.ne.jp/main/2008/08/__2393.html


ソフトクッキー「鎌倉の小石」

2008-08-17 | グルメ

Photo横浜から遊びに来た友人のお土産。

レ・サンジュのソフトクッキー「鎌倉の小石」です。

鎌倉の姉妹都市である、南仏・ニースの海岸の小石をイメージして作られたクッキーで、「モンドセレクション3年連続金賞受賞」の名品でもあります。

味の方は、さすがの美味しさ!で、「お早めにお召上がりください」の注意事項を忠実に(ありがたく?)守り、夫婦で完食致しました。

友人に感謝です!!!

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