goo blog サービス終了のお知らせ 

TypeR日記

愛車ホンダ・インテグラTYPE-Rと、車全般、海外旅行、京都の美味しいものについて綴ってまいります!

海外で見かけた日本車(591)トヨタ・ハイランダー

2017-06-05 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第591回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが「ハイランダー」をご紹介。
上の写真はその初代モデルで、日本国内でも「クルーガー」として販売されていました。
今回はカンボジアで数台を撮影出来たので、きっと正規輸入がされていたのだと思います。
特に真ん中のベージュのボディカラーは何台も見ました。


さらにこちらは左が2代目モデル前期型、右が3代目モデル前期型です。
それぞれ、2007年、2013年からの販売開始で、後期型への切り替えは2010年と2016年となります。
2代目モデルの方はリアのみの撮影ですが、前後期とも以前、記事にしているので、下記アドレスよりご覧下さい。

<2代目前期>
「海外で見かけた日本車」シリーズ/第416回目/「ポルトガル編(2015年)」:
リンク

<2代目後期>
「海外で見かけた日本車」シリーズ/第530回目/「バルト三国編(2016年)」:
リンク

海外で見かけた日本車(590)トヨタ・アルファード<2nd>

2017-06-04 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第590回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが「アルファード」の2代目モデルをご紹介。
写真左と真ん中が後期型、右が前期型です。
前後期の違いですが、リア側で比較すると、ナンバープレートの上の銀色のバーがテールランプまで達しているかどうか、また、バックランプの大きさと位置が異なる点。
こんな違い、今まで意識すらしていなかったのですが、今回は同じようなアングルの写真が撮れたので気付きました(笑)。
これらの車両は共にV6エンジン搭載車のようで、関税が掛かれば、結構な高額車になるはずですが、欲しい人にとっては、それでも“買いたい車”なのでしょうね。

海外で見かけた日本車(589)トヨタ・TARAGO

2017-06-03 | 海外旅行×車
海外で見かけた日本車」シリーズの第589回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが「TARAGO」の2代目モデル後期型をご紹介。
このモデルは「タウンエース」の海外仕様で角目4灯が特徴的ですが、それ以外の部分を見れば、かつての「タウンエース」にそっくりです。
最初はどのメーカーかも分かりませんでしたが、フロントグリルに薄っすらと残っていた「TOYOTA」の文字が手掛かりになりました!

海外で見かけた日本車(588)トヨタ・ハイエース

2017-06-02 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第588回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
トヨタの車が続きますが、今日は「ハイエース」をご紹介。
まず、上の写真ですが、4代目モデル。
写真左と真ん中は4代目モデルの中期型で、日本でもよく見た車。
この車両はワイパーを見ても分かりますが、右ハンドルなので、日本からの中古車の輸入でしょう。
一方、写真右の車両はボディが完全に4代目モデルながらヘッドライトが独特の形状。
ヘッドライトの外枠やフロントグリルの枠の形は日本仕様の後期型と同じ形状ですが、カバー無しの角目のヘッドライトが付いている点は異なります。
よって、こちらは4代目モデルの海外仕様というところでしょうね。


さらにこちらは現行5代目モデルのワイドボディの方。
共に左ハンドルですが、日本のものと同じ仕様です。
ここまで来ると、海外仕様も日本と統一して、少しでもコストを下げようとする考え方が取り入れられて来ます。
ハイエース」は「カローラ」と共に“世界のトヨタ”を体現したモデルと言えますね。

海外で見かけた日本車(587)トヨタ・シエナ

2017-06-01 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第587回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタの車ですが「シエナ」をご紹介。
この車も昨日の「ヴェンザ」と同じく、元々は北米向けの車です。
写真は縦に見て頂きたいのですが、左側は初代モデル前期型、真ん中は上段が2代目モデル前期型、下段が2代目モデル後期型、右側が3代目モデル前期型です。
最新の3代目モデルのスペックを見ておくと、大きさは全長5085mm、全幅1986mm、全高1750mm、ホイールベース3030mm。
エンジンはガソリン直4-2.7L、V6-3.5L で、トランスミッションは6速AT、また、駆動方式はFF、4WD で、大きさ以外は昨日の「ヴェンザ」と同じですね。
デザインは初代から「大人しめのトヨタ」を続けて来ましたが、3代目にて存在感をアピールするデザインになって来ました。
このあたりはライバル車との兼ね合いがあるのでしょうね。
シエナ」はカンボジアでは多数が走っていた一方、ベトナムで見たのは1台のみ。
よって、カンボジアでは正規輸入がされていそう、一方のベトナムでは並行輸入の多能性がたかそうです。

海外で見かけた日本車(586)トヨタ・ヴェンザ

2017-05-31 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第586回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが、「ヴェンザ」の前期型をご紹介。
「カムリ」のプラットフォームを流用した大型ワゴン的なクロスオーバーSUVで、元々は北米向けに開発されましたが、その後、韓国をはじめ、アジア圏でも販売が開始されました。
販売は2008年からで、2012年にマイナーチェンジをして後期型に切り替わっています。
大きさは、全長4800mm、全幅1905mm、全高1610mm、ホイールベース2775mm。
搭載されるエンジンはガソリン直4-2.7L、V6-3.5L で、トランスミッションは6速AT、また、駆動方式はFF、4WD です。
デザインはご覧の通り、押出し感抜群。
日本でも売れば良いのに、と思いかけましたが、日本ではこういう車は背の高さが必要なのはホンダの「アヴァンシア」や「ラグレイド」、トヨタの「マークXジオ」で証明されていましたね。

海外で見かけた日本車(585)トヨタ・イノーバ

2017-05-30 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第585回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが「イノーバ」をご紹介。
この車は昨日の「キジャン」の後継車で、製造をしているインドネシアでは「キジャン イノーバ」という車名で発売されました。
上の写真は2004年から2015年に販売された初代モデル。
3回のマイナーチェンジが行われたので、4タイプあるのですが、写真上段左と真ん中がフェイズ1、右がフェイズ2です。
このチェンジはヘッドライトはそのままに、フロントグリルとバンパーが変わっています。
写真下段の左はフェイズ3、真ん中と右はフェイズ4です。
フェイズ3でヘッドライトが変更され、フェイズ4でグリルが大型化しましたね。
リア側は写真が2枚しかありませんが、フェイズ1~3はテールランプ内の配色が変わる程度。
フェイズ4では、ご覧の通り、テールランプの内側方向に横長のリフレクターが追加されました。
また、右下の写真では昨日の記事でも触れた、バンパーガードのバーがありますね。


さらにこちらは2015年発売の現行2代目モデル。
最近の“海外トヨタ顔”ですね。
こちらの写真でもリアにバンパーガードのバーが付いており、比較的、高い比率で装着されていることが分かって頂けるかと思います。
2代目モデルは高級感にあふれるデザインで、「キジャン」よりも価格がアップしても売れそうな気がします。

海外で見かけた日本車(584)トヨタ・ZACE

2017-05-29 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第584回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが「ZACE」をご紹介。
この車、実は昨日の記事に出て来た「キジャン」です。
今回の旅行ではベトナムでのみ見かけましたが、車名はいずれも「ZACE」でした。
この車は古くからのアジア戦略車で販売される国により車名も変わるので、その一環でしょう。
上の写真ですが、その4代目モデル。
左上が中期型、他は全て後期型です。
1997年から2004年に販売され、2001年に最初のマイナーチェンジ、2003年に2度目のマイナーチェンジを受けています。
中期型から後期型の変更はフロントグリル、ヘッドライト、バンパー等、“顔付き”を中心とした変更ですね。
SUVとミニバンの両方の性格を持つ「多目的車」との位置づけなので、日本国内で販売している車とは比べにくいですが、エンジンは直4-1.8L、-2L、-2.4L なので、およそのクラスは分かるかと思います。
写真の方ですが、下段の車両はバンパーにグリルガード的な形状が追加されたり、グリルガードが付いていたり。
グリルガードは野生動物等と衝突してしてしまった際、それらがフロントガラスを突き破って車内に入って来て乗員が負傷するのを防ぐもの。
一方で人をはねてしまった時には被害者のダメージを増幅させるため、野生動物の少ない日本国内では無くなりましたが、海外では普通に見られますね。
また、右上のリア側の写真ではバータイプのリアバンパーガードが付いています。
このパーツは今回、結構な数を見ました。
バンパーと言えば、欧米では「そもそも駐車の際に前後の車にぶつけてスペースを確保するもの」との考え方があり、未塗装のものも多く、そういうモデルが日本仕様では塗装済みバンパーになっていましたが、アジア圏ではさらにそのガードまであるようです。
このあたりは文化の違いや、「(昔から存在しており)あくまでも車は道具」とする国と「(最近、普及をして来た)車は高級品」とする国の違いから来るのでしょうか。
このあたりの違いも興味深いですね。

海外で見かけた日本車(583)トヨタ・アバンザ

2017-05-28 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第583回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが「アバンザ」の2代目モデル前期型をご紹介。
この車はトヨタとダイハツが実施した、新興国市場をターゲットにしたIMVプロジェクトから生まれたモデルです。
初代モデル(2004年~2011年)は新規開発のプラットフォームを使用、そのプラットフォームはダイハツの「ビーゴ」(トヨタの「ラッシュ」にも流用されました。
こちらの2代目モデルもプラットフォームは継続使用したままでのフルモデルチェンジ。
2011年からの販売です。
また、エンブレムのみが異なる兄弟車、ダイハツの「ソニア」が初代モデル、2代目モデルとも存在します。
大きさは、全長4140mm、全幅1660mm、全高1695mm、ホイールベース2655mm。
搭載されるエンジンはガソリン直4-1.3L、-1.5L となります。
※ダイハツ版は1.5L の代わりに1Lエンジンを設定。

トランスミッションは5速MT、4速AT、駆動方式はFR です。
生産はインドネシアのダイハツの工場、および、マレーシアのプロドゥア社でのノックダウン。
元々、インドネシアの主力車種であった「キジャン」がアジア経済危機の後、価格上昇してしまったことが、このモデルの開発につながっており、車格は下ながら買い易い価格のこのモデルの需要が増えています。
上にも記載した、エンブレムのみが異なる兄弟車というのはコストダウンにもつながり、今後は世界的にも広まっていくのかも知れません。
デザインは最近のトヨタ・ダイハツのコラボモデルに有りがちな感じで、日本国内で走っていても違和感が無いレベル。
ダイハツの「ブーンルミナス」(トヨタの「パッソセッテ」)の後継車種として販売するのも良いかも知れませんね。

海外で見かけた日本車(582)トヨタ・マトリックス+2台

2017-05-27 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第582回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
まず、写真左の車ですが、トヨタの「マトリックス」。
2002年から2008年に販売された、1ZZ/2ZZ系のエンジンを積むハッチバック車です。
GMとのコラボで作られた車で、他にクロスオーバー的な雰囲気を持つ、トヨタの「ヴォルツ」やポンティアックの「ヴァイブ」がありました。
日本での販売は「ヴォルツ」のみで、あまり、売れず。。
しかし海外では一定数は売れたようで、2代目モデルも作られました。
なお、このモデル、以前、後期型のリアのみを記事にしましたが(下記アドレス)、約10年ぶりの登場。
いつも写真がフロントやリアのみになった時は、そのうち撮影出来るだろう、と希望的観測を持っていますが、約10年後に撮影が出来るとは思っていませんでしたね(笑)。

「海外で見かけた日本車」シリーズ/第6回目/「アラスカ編(2007年)」:
リンク

写真右は「セリカ」の7代目モデル。
1ZZ/2ZZ系のエンジンと言えば、こちらが元祖です。
原点回帰で先代型から小型軽量化、また、エンジンもNAのみとなりましたが、スポーツカー市場の縮小もあり、このモデルで絶版となりました。
ちなみにカンボジア・ベトナムともスポーツカーは皆無。
車に乗っていて思いましたが、路面が悪いため、車高が低く、足回りも硬いスポーツカーでは乗り心地は最悪でしょうし、車へのダメージもありそうです。
そんな理由でスポーツカーは少ないのでしょう。


次にこちらは「プリウス」の2代目モデル。
なぜか、カンボジアでのみ、この2代目モデルが結構、走っていました。
これは正規輸入があったと予想されますが、なぜ、このモデルだけなのか?
2代目モデルは、3代目モデルの発売後、2年くらいはビジネスユーザー向けに廉価仕様を継続販売していたので、そういう状況も関係しているのかも知れませんね。

海外で見かけた日本車(581)トヨタ・クラウンセダン

2017-05-26 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第581回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが、「クラウン」のセダンをご紹介。
ここでの「セダン」は現在の一般的な「クラウン」がハードトップであることに対比しての表現です。
こちらのセダンはパトカーやかつてのタクシー車両として活躍しました。
写真上段は4代目モデルの後期型、下段の左と真ん中は5代目モデルです。
それぞれの販売時期は1987年~1995年(後期型は1989年~)、1995年~2001年。
それぞれ、売れ筋のハードトップに合わせたデザインとしつつ、シンプルさも加えてコストダウンをしていますね。
これらの車両は日本の中古車が輸入されたのかもと思ったら、いずれも左ハンドル。
よって、海外仕様が製造されていたということになります。
また、日本と違って王冠のエンブレムではなく、トヨタのCIエンブレムを付けているのも特徴的ですね。
なお、写真下段左は「クラウン顔」ながら世代(車種も?)が不明の車。
まず、顔付き全体は4代目モデル後期型にそっくりですが、グリルやバンパー形状が異なります。
バンパーは海外での衝突基準への対応で大型化されることはありますが、ヘッドライト下部とバンパーの間にボディ同色の部分があるのも異なりますね。
さらにヘッドライト上部からボディ後方に伸びるプレスラインより下にドアノブがあるのも差異。
また、Cピラーも角張っており、ここだけ見ているともっと古い世代の車に見えます。
もっと古い世代の車に「クラウン顔」を移植した、と言われれば納得ですが、今のところ、謎の車としておきます。

海外で見かけた日本車(580)トヨタ・コロナ<9th前期>

2017-05-25 | 海外旅行×車

「海外で見かけた日本車」シリーズの第580回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが「コロナ」の9代目モデル前期型をご紹介。
モデル自体は1987年から1992年に販売され、1989年に後期型に切り替わっています。
ボディタイプはこちらのセダンの他、「SF」とサブネームが付く5ドアハッチバック(リフトバック)とバンがありました。
セダンの大きさは全長4440mm、全幅1690mm、全高1370mm、ホイールベース2525mm。
搭載されたエンジンはガソリン直4-1.5L、-1.8L、-2L、ディーゼル直4-2L となります。
駆動方式はFF、または4WD で、トランスミッションは4速MT、5速MT、3速AT、4速AT がありました。
この次の世代、つまり、10代目モデルからは「カリーナE」の車名で海外で販売されるので、当ブログでも記事にしていますが、この世代までは日本国内と同じ車名だったようですね。
デザインはちょっと角張って、当時の「マーク2-3兄弟」にも通じるもの。
カローラ」よりは上のクラスで、ちょうど良い存在感を出していると思いますね。

海外で見かけた日本車(579)トヨタ・カローラ

2017-05-24 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第579回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが、昨日からの流れで「カローラ」をご紹介。
まず、上の写真ですが、7代目モデルのセダンとバン。
いずれも日本で販売していたものと同じ形ですが、セダンの方はテールランプだけは異なり、この部分だけは社外品のパーツを付け替えたのかと思いました。


次にこちらは8代目モデルの後期型。
日本仕様との違いはフロントグリルのデザイン、それとトヨタのCIエンブレムがボンネット上に移動していること。
これだけで随分と見た目の印象が異なりますね。


こちらは9代目モデルの海外仕様。
3ナンバーボディで、北米やアジア圏がこちらの仕様となります。
※ヨーロッパは日本と同じ仕様。

写真上段がカンボジアのもの、下段がベトナムのものですが、後者は拡大写真をアップした通り、車名が「カローラ アルティス」となっています。
この世代はこれら海外仕様の方が格好良いデザインですね。


さらにこちらですが10代目モデルの海外仕様。
この世代は日本仕様は「カローラ アクシオ」となり、この写真のモデルは欧州とアジア圏で販売されました。
また、北米仕様はさらに別デザインでスポーティな外観となっています。
日本仕様以外は3ナンバーボディのため、車幅をいかしたデザインで自由度を有効利用していることが分かります。
なお、こちらの車両もベトナムでの撮影で、車名は「カローラ アルティス」になっていました。

最後にこちらは「カローラ2」の初代モデル。
海外では単に「カローラ」という車名のハッチバックとして扱われることも多く、この車両もそのパターンでした。
観光バスからの撮影、しかもすぐに追い抜かれたので、こんな写真となりましたが、車名のエンブレムが写っていたので写真の整理がし易かったです(笑)。
この車は1982年~1986年の販売。
カローラ」との名前にはなっていますが、「ターセル」や「コルサ」の兄弟車なので、実質的には「カローラ」より1つ下の車格の車です。

こんな感じで「カローラ」も沢山見ることが出来た、今回の旅行でした。

海外で見かけた日本車(578)トヨタ・カムリ

2017-05-23 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第578回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが、昨日からの流れで「カムリ」をご紹介。
今回、「カムリ」は各世代や様々な仕様を見ることが出来たので、一気に見ていきます。
まず、上の写真ですが、縦に見て頂いて、左が3代目モデル、真ん中が6代目モデル、右が7代目モデルです。
3代目モデルは昨日、記事にしたライトトラックと同じデザインであることが分かると思います。
また、6代目モデルはカンボジアで沢山見たのですが、いずれもフロントのトヨタのCIエンブレムが無し。。
「もしかして、トヨタ以外のブランドでの発売?」とも思ったのですが、リアにはそのエンブレムがあったので、デザイン上の都合等でしょうね。


次にこちらは7代目モデルのアジア仕様。
上の写真で言えば、右側と同じ世代ですが、ちょっと表情が変わっています。
ヘッドライトユニットも別形状になっており、単にフロントグリルやバンパーのみの変更で済ませていません。
真ん中の車両はスポーティなグレードのようですが、中央部は分割されています。
各種資料によれば、ここは元々、黒色の塗装がされていたようで、まるでレクサスの“スピンドルグリル”を先取りしたようなデザインでした。
リアは日本仕様のテールランプにトランク部分のリフレクターを追加したようなデザイン。
これも実は「共通」に見える部分のサイド側への回り込みが異なり、別のパーツを用いているようです。
ちょっと、三菱の「ディアマンテ」(2代目前期)を思い出させるデザインですね(笑)。

写真の枚数から順番が前後しましたが、こちらは5代目モデルの前期型。
最初は兄弟車である「ビスタ」かと思いましたが、ヘッドライトやフロントグリルから判別が出来ました。
この車両は右ハンドルであったので、日本から中古車の輸入されたパターンだと思います。



こちらは日本でもお馴染みの8代目モデル。
右の車両はハイブリッド仕様でした。


8代目モデルにもアジア仕様がありました。
写真上段が前期型、下段は後期型です。
前後期の相違ですが、フロントではヘッドライトユニット、フロントグリル(CIエンブレム周辺のメッキ部分の面積)、フォグランプユニット、リアではテールランプの白色の部分のサイドへの回り込んだ部分が上方向に跳ね上がる点(水色の丸で囲みました)といったところ。
実際に見ていると、似ているけど何か違う? 別の車種? といったレベルでした。


こちらは9代目モデル。
左は日本と同じ仕様の後期型のようですが、フロントグリルがレクサス風です。
これがメーカー純正なのか、社外品なのかは不明ですが、レクサスの“スピンドルグリル”の採用以降、トヨタ車用のそういうパーツも増えているので、後者の可能性も高そうです。
右はロシア仕様。
ロシア仕様はロシアのみならず、アジアの複数の地域で販売されており、今回も2台を撮影したので、一定の販路はあるのかも知れません。


こちらは9代目モデルの北米仕様。
左が前期型、真ん中と右が後期型です。
前期型はリアのみで、そのデザインはちょっとスバル風。
フロントは日本仕様の後期型に似たヘッドライトをメッキ多用のグリルでつなぎ、シンプルなバンパーを組み合わせています。
後期型は右の写真がフロント部の拡大ですが、ヘッドライトユニットは丸みを帯び、さらにフロントグリルは“スピンドルグリル”風です。
テールランプも横長タイプに変更されており、ボディ側の金型プレス形状も変わっています。
この変更だと多大なコストが掛かるのですが、北米仕様は数も出ており、その費用が出せること、また、市場には相当数の車が走っているため、目新しさを出す必要もあったのでしょう。


最後にこちらは日本での「セプター」。
カムリ」としては、4代目モデルの海外仕様ということになります。
デザイン的には「大きめのカローラ?」みたいな感じですが、日本仕様の「カムリ」とは完全に別のデザインです。
この車はカンボジアとベトナムの両方で見ましたが、ご覧の通り(リアの写真)、車名は「カムリ」でした。
右の車両は“スピンドルグリル”風のデザインとなっており、上の7代目-アジア仕様で見られたデザインが、この世代ですでに採用されていたことが分かります。

以上の通り、複数の世代と仕様が見られた「カムリ」。
さすが、トヨタの世界戦略車ですね。

海外で見かけた日本車(577)トヨタ・カムリベーストラック

2017-05-22 | 海外旅行×車

海外で見かけた日本車」シリーズの第577回目。
「カンボジア・ベトナム編(2017年)」です。
今日もトヨタからですが、まだまだ、珍しい車をご紹介。
カムリ」の3代目モデルをベースとしたライトトラックです。
カンボジアで見たのですが、詳細な情報は一切なし。
通常のセダンかワゴンを現地で改造したモデルかとも思ったのですが、よく見るとドアが2枚しかありません。
この世代にはクーペモデルはないので、メーカーが造ったモデルということでしょう。

さらに、こちらも同じモデル。
ちょっと、カバーのようなものが掛かっていますが、リアの部分は開放系のトラック形状でしょう。
写真は撮れなかったのですが、他に2台、同じモデルは見かけたので、一定の時期にモデルとして販売されていたことは間違いなさそうです。
世界中には本当に様々なモデルがあるものですね。