霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

台風監視(南方定点 - 1 -)

2017-11-15 16:27:28 | 観測船の思い出
南方定点観測は、戦後の昭和23年(1948)~昭和56年(1981)まで、気象庁と海上保安庁との共同で気象観測の空白地域を補うために観測船を漂泊させて、位置修正を行いながら海上気象、高層気象、海洋などの観測を行うものです。定点といっても図のように半径50海里(90km)の範囲内です。
私が乗船した昭和47年当時は台風の監視を主として5月~10月の半年間を海上保安庁の大型巡視船「おじか」と「のじま」の2隻(いずれも総重量870㌧全長68m幅9m)で交代で実施されていました。1航海が20日前後で5航海で年間100日程乗りました。
小学校の国語の読本に、この定点観測船の話が載ったこともあると聞きました。

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