霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

レーダーナウキャスト

2019-11-26 11:31:23 | 散歩
8,200歩 (07:14-08:25)
雨  (6℃) 

小雨の早朝、気象庁のレーダーナウキャストでは30分後には雨雲は抜けている降水予想だったので散歩に出たのですが、土手に着いても雨は一向に止まず、再度現況を見るとびっしり雨雲に覆われていました。レーダーナウキャストの予想はけっこう当たるのに今朝は外れてしまいましたが、気象庁らしさが残っているなと何となくホッとしました。

やっと寒くなり紅葉も色づきましたが、いつもよりかなり遅い気がします。道端の柿はたわわに実ってますが、商売用の柿園の木は殆ど収穫が終わり葉だけになっています。
通学時間帯だったので小学生の集団登校にすれ違いましたが、ここの生徒はしっかり挨拶をするので気持ち良いです。

雨の湖面にはたくさんの水鳥が浮かんでいて、雨の景色もまたいいものです。

21Lessons

2019-11-24 14:14:49 | サピエンス全史
待ちに待った書物が発行されました。早速本屋さんに行くと新刊コーナーにうず高く積んでありました。求める人が多いのでしょう。こんな片田舎でさえこうですから、日本さらに世界ではどれ程印刷されたのでしょうか。

先日このブログに「神の存在」について呟きましたが、この本にも『神』という項目があり、ちょっと開いてみただけでもアプローチの仕方が一段と広く深いことがわかります。

カバーには『サピエンス全史』は過去を、『ホモ・デウス』は未来を、この書『21Lessons』は現在に焦点を当てているとのことです。21の項目全てにその本質や捉え方に興味があり、その知見を得たい衝動に駈られています。しばらくの間この本に釘付けにされそうです。

もっと早くこの書に出会えたなら、世の中をきちんと理解して迷うことも少なく、人生に自信と誠実さを持つことができたと思います。宗教ではありませんが、何だか私はハラリ教の信者になってしまったみたいです。

狩猟解禁

2019-11-17 21:11:50 | 散歩
10,200歩 (15:35-17:10)
晴れ  (17℃) 

移動性高気圧に覆われて爽やかでいつもと変わらない霞ヶ浦の風景ですが、心重い散歩でした。
と言うのも15日から狩猟解禁となり、夜明けと共に一斉に霞ヶ浦の方からパンパーンという猟銃の発射音がわが家まで響いて来ます。
狩猟は自然の中を駆け回る健康的なスポーツと思われるかも知れませんが、一生懸命生きている鳥や動物を不意打ちして殺すわけですからスポーツマンシップとは言えません。
小さい頃からこの時期が来ると悲しい思いをしています。


神の存在

2019-11-11 12:07:04 | サピエンス全史
『神は存在するや否や』の問に自分なりの結論は『存在する』でした。自然や生命の営みがあまりにも見事で、そこには何か「大きな意志」が存在しなければ説明できず、その無形の意志を神と考えたのです。ギリシャ神話などに出てくるような人間の姿をした神ではありません。

この考え方は人類共通の認識と思われますが、大地や人間など目の前にある有形の物とを結ぶために神話が生まれたと考えられます。科学がない時には自然の猛威は神の怒りと畏怖されて、その怒りを鎮めるために哀れな生け贄が捧げられるのも民族を越えて似ています。

やがて生身のお釈迦様やイエスキリストが現れて人の生きる道を深く追求し悟られた教えも、やがては仏の慈悲とか神の御心とか人間を超越した存在が組み込まれていくと宗教的要素も強まってきました。

自然科学や生命科学の進歩により、これまで説明出来なかった事象も客観的に理解されるに従い、神話は空想的な物語になっていきました。神が造られたとした天と地の始まりも、ビッグバン、インフレーション、真空のエネルギーのような最新の理論で説明されるまでになり、宇宙の年齢が138億年と計算されるに至ってはハラリ氏の『神は認知革命による虚構である』という解説がストーンと腑に落ちます。

自然には何か摂理がなければいけないとか、あって欲しいとか思う気持ち自体が認知そのものだと大いに納得し、神の存在について自分なりの整理がつきスッキリしました

自分の歯

2019-11-05 18:59:15 | 散歩
8,500歩 (05:42-07:15)
快晴  (3℃) 

今朝は寒くて吐く息もうっすらと白く、手袋をはめました。早朝の湖面から湯気が立っている幻想的な風景は見飽きません。

先日、欠けた上の奥歯の治療がようやく終わりました。レントゲン写真で歯根だけが残っていたのですが、そこから再建して行く過程は感動ものです。よく年齢と残存歯数とか聞くので、果たしてこれは自分の歯として数えてよいのかどうかお医者さんに聞いたところ、自分の歯であると言われました。
歯の治療は穴を開けたり杭を打ったりコンクリートをこねたりと、何だか建築工事によく似ています。