謹賀新年(2023)

明けましておめでとうございます。

今年で平均健康寿命(72.6才)に達します。身体もそのことを知っているのか、今はこれまでせっかちだった性格も自分でも不思議なくらい急がなくなりました。

何事も早く済まさないと落ち着かなかったのに、まあここまでで止めとくかということに躊躇いが無くなり気持ちもとても楽になりました。若い頃からこうだったらもっと違っていたかなとも思ったりしますが、まあそれでよかったのかもと当時の自分を受け入れるしかありません。

今年は身辺整理を始めようと思い立ち、昔のアルバム写真や雑多な資料をデジタル化しホームページのようなスタイルで纏めようと構想してます。

そのためには今のへたった旧式のパソコンでは無理なので新年にパソコンを買くことに決めました。小さい頃にお小遣いを貯めてやっとおもちゃを買ってワクワクした高揚感を久々に味わっています。

木彫りやギターも相変わらず楽しんでいますが、手を動かすことで少しはボケ防止になっているものと信じ…では、今年もよろしくお願いします。

謹賀新年2022

明けましておめでとうございます。

今年の干支は寅で年賀状のスタンプデザインをはじめティガーが大活躍しています。

年末に彫った我がティガーも年賀状やしめ飾りで働いてもらっています。

新年にあたり先の見えない社会と複雑極まる世界情勢や心配が膨らむばかりの地球環境を思うと気が滅入りますが、持続可能な世の中に向け人類の叡知と次世代の若者達のエネルギーを信じて私共はその支えにならなければもう後はないと深刻に思いました。

古稀を迎えて

まだ20代の頃に70歳になった自分を想像したことを昨日のことの様に覚えていますが、ついにその日を迎えて遥か先と思われた自分にタイムスリップして来たような不思議な感覚になりました。

とは言え、この一瞬と思える間には様々な出来事があり、今も未練や執着、後悔などを引きずっているものも多々あります。この古稀という人生の節目にこれらの煩悩にけりをつけて残された人生を心健やかに送りたいと思っています。

自分で祝うのも何ですが、70歳に到達したことを素直に喜びたいです。

賀正（2021年）

明けましておめでとうございます。

先の木彫りの牛を前、横、後ろのどの向きにしようかと悩みましたが、結局後ろ姿を選んで作成しました。

ここ霞ヶ浦は穏やかな新春を迎えていますが、一方日本海側は大雪に見舞われています。私はどうしても地球温暖化が関連している気がしてなりません。

新しい年を迎えて願ったことは、今の世界中のコロナ騒動がホモサピエンスの社会活動の見直しに繋がり、この温暖化が止まるようにとのことです。

賀正

明けまして おめでとうございます。

最近は宇宙科学や生命科学をはじめ、情報通信技術とか人工知能等々あらゆる分野で驚異的な進歩を遂げています。
これらの進歩をもっともっと先まで見てみたいと知的好奇心を掻き立てられるのですが、同時に漠然とした不安も覚えます。

科学技術の発展は戦争や紛争に使われ、経済成長は自然破壊や格差社会とか貧困を生み出しています。そのあげく、既に修正不可能な地球温暖化をもたらしています。何と人類は罪深い活動をしてきたのでしょうか。
この不安の元は、結局のところ人間への頼りなさと言うか、どこか不信感を持っているからではないかとの思いに至りました。

何より大切なことは、次の世代を何よりも優先した持続可能な社会を目指すことです。
このために残りの人生を捧げたいものと、新年にあたり思いました。