砂漠を行くキャラバン隊はラクダが頼りのように、雪原を行くには雪上車が頼りです(宗谷時代には犬橇も活躍しました)。
使用した雪上車は、小型のKC20型、大型のKD60型、中型のSM50型の3種類で、いずれもキャタビラで、ハンドルではなく左右のテンパー(レバー)を引いて方向を変えます。SM50型は初めて持ち込まれたもので、ガイドローラーにゴムタイヤが使われ乗り心地が良くなりました。
とい言うのは、キャタビラはゴツゴツゴツゴツと震動が伝わってきて乗り心地は良くありません。雪面も平らではなくサッスルギといって氷のように固くなって、風紋のようにでこぼこしているのです。
雪上車の中は両サイドはソファーで後ろで炊事ができ、下ろすと二段ベッドになって寝られます。夏は旅行気分でしたが、秋はうって変わり羽毛シラフ(寝袋)を二枚重ねても寒く、ポットの水が翌朝凍っていたのに驚きました。
左下:鹿野賢三氏提供
ー サッスルギ ー
使用した雪上車は、小型のKC20型、大型のKD60型、中型のSM50型の3種類で、いずれもキャタビラで、ハンドルではなく左右のテンパー(レバー)を引いて方向を変えます。SM50型は初めて持ち込まれたもので、ガイドローラーにゴムタイヤが使われ乗り心地が良くなりました。
とい言うのは、キャタビラはゴツゴツゴツゴツと震動が伝わってきて乗り心地は良くありません。雪面も平らではなくサッスルギといって氷のように固くなって、風紋のようにでこぼこしているのです。
雪上車の中は両サイドはソファーで後ろで炊事ができ、下ろすと二段ベッドになって寝られます。夏は旅行気分でしたが、秋はうって変わり羽毛シラフ(寝袋)を二枚重ねても寒く、ポットの水が翌朝凍っていたのに驚きました。
左下:鹿野賢三氏提供
ー サッスルギ ー