霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

台風監視(南方定点 ー 2 ー)

2017-11-16 17:15:17 | 観測船の思い出
南方定点観測船の海上保安庁巡視艇「おじか」は第二管区釜石港、「のじま」は第三管区横浜港が母港です。私は「のじま」に一年乗っただけですが、両方に乗った先輩の話では同じメニューの食事でも物価の違いからか「おじか」の方が内容もよく量も多かったようです。
また、不思議に一方が台風に当たってばかりいる年があるとのこと。私の乗った1972年は「のじま」には小さい台風が接近した程度でしたが、「おじか」の方は大きい台風が2度ばかりまともにやって来て、かなり時化たそうです。しかも台風に追いかけられて定点圏外に追い出されたという話を思い出します。
食事内容の話を聞いたときは「のじま」に配属されて少しがっかりしたのですが、台風に遭遇しなかったことで結果オーライだったかも知れません。
後年「のじま」の船名となった野島崎を訪れて定点時代を偲びました。

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