霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

妖星ゴラス

2017-11-09 19:35:17 | SFの世界

今朝の新聞で「中性子星の合体から重力波」という記事を見て、小学生の時に見た映画「妖星ゴラス」を思い出しました。
妖星ゴラスは黒色矮星で、太陽系に入り込み土星の輪など次々と飲み込んで大きくなりながら、このままなら地球も飲み込まれます。そこで地球軌道を変え衝突回避するというSF映画です。本当にそんな星があったらと、当時とても心配しました。
ところが天文学の進歩により、褐色矮星や中性子星をはじめ、ついにはブラックホールも次々と発見されました。しかも、それらが衝突し合体するというのです。当時の心配なんか比べようもないくらい宇宙はダイナミック過ぎると、ただただため息が出ます。

宇宙の旅

2017-08-23 21:55:01 | SFの世界
中学生の頃に読んだSF小説で、何世代もかかって地球と似た星に向かって宇宙を旅する物語がありました。宇宙船は大きなコロニーで、一つの都市を形成しています。
もし、その乗組員に指名されたらどうするか、と自分に問いました。もちろん迷わず乗りますが、果たして恋人は一緒に乗るだろうかという問題があります。将来「あなたの行くところならどこまでも付いてきます…」と言ってくれる人が現れたなら、この究極の質問をしてみようと考えていました。でもそういう機会はありませんでした。
今も独りでも行きたいと思ってますが、私の世代で終わってしまうので受け付けてもらえないでしょう。物語は、目指す星に無事着陸し、人工的な宇宙船の世界から、草原を吹きわたる爽やかな自然の風を肌に感じるところで終わります。

フクロオオカミ

2017-08-07 21:50:35 | SFの世界
有袋類の狼(フクロオオカミ)がいるなら、有袋類の人間(フクロニンゲン)もいてもいいんじゃないかと空想しました。その人間はきっと、とても穏やかで友好的な性質ではないかと思うのです。
我々有胎盤類の人間はじめ動物は、どうも敵対的でどう猛な気がしてなりません。空想のフクロニンゲンは、すでに私たちの社会に紛れ込んでいるのです。そんな展開でSF小説を書いてみようと思ったこともありました。
フクロオオカミは人間の進出により、1936年に絶滅してしまいました。

デンプンの合成(3)

2017-08-03 16:10:25 | SFの世界
光合成は次のように二酸化炭素から酸素が出来ますので、人工的にデンプン(ブドウ糖が連なったもの)を合成できたなら、地球温暖化対策にも繋がりそうです。
  6CO2 + 12H2O → C6H12O6 + 6H2O + 6O2
  (二酸化炭素 + 水) → (ブドウ糖 + 水 + 酸素)
光合成を行うシアノバクテリアの出現は、本当に自然界の奇跡だと思いますが、酸素の増加で大酸化事変を起こし、地球環境を激変させてしまったそうです。
もし、動物の細胞にも葉緑体があったなら、どんな世界が展開されたでしょうか。SF小説にあるかも知れませんが…


デンプンの合成(2)

2017-08-03 13:42:39 | SFの世界
この図は小学5-6年生の頃に考案した、空気からデンプンを作る装置を思い出しながら再現したものです。せっかくだからパンまで焼きあげようと、まるでトースターのような形になりました。
これで「よし完成だ!」と満足したのですが、さて原子を変えるところをどうしようかとなった時に、まあ夜中にずっと考えれば何とかなるだろうと思ってました。
当時はむろん徹夜などしたことは無かったので、夜は無限に長いものとどこか思い込んでいました。少年の頃の自分を思い出して、まあその真剣さは誉めてやるべきなんだろうなと苦笑してます。