霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

サピエンスの歴史年表

2019-06-28 13:55:05 | サピエンス全史
この書の最初に宇宙誕生から今日までを僅か2ページ半、36項目で人間(サピエンス)の歴史がまとめられています。
この歴史年表だけで、人間の立ち位置や歴史の流れを変えたエポックを理解し全体像が把握できます。学校で歴史授業にまずこの表を教えたらいいのにと思いました。

歴史上のそれぞれの出来事はどんな背景で発生し、その後にどんな意味があったのかという視点が養われます。
例えば狩猟の縄文時代から稲作の弥生時代になったというだけで終わっていましたが、この意味すること(その後の人類に及ぼした影響)の大きさを知ることが本当は大切なんだということです。
私も最初にこの表を教えてもらったなら、歴史にもっと興味をもって深く理解できたと残念です。

さて、この表を眺めていると人間に関わるエポックは、宇宙誕生の135億年から時間的に百万年単位、十万年単位、一万年単位、千年単位、百年単位で起こっていることが読み取れます。

もし、これを対数グラフにプロットすれば直線上に乗るのではないか、実に面白いと思い対数グラフを用意しましたが、はたと困ってしまいました。それは横軸に時間をとるとして、では縦軸は一体何なのだろうということです。

まあ、それはそうとして指数関数的に発展(進化)を続ける人間(サピエンス)はどこへ向かっているのかと、将来に底知れない不安を感じさせられます。その我々一体サピエンスとは何者なのだろうか…
こんな疑問に対し、この本は史実を元に客観的に、また分かりやすい例え話で考察されています。


半世紀の歳月

2019-06-27 14:34:34 | 散歩
11 ,300歩 (10:07-11:39)
晴時々曇(27℃)

土手沿いの蓮根畑に早くもハスの花が咲き始めました。

ブログの「弥勒菩薩(4月20日)」で書いたように幼なじみの墓参りに帰省した際に形見として、小学校の頃に一緒に育て作った瓢箪をもらってきました。これはブログの「お宝の同級生(2017/10/10)」で紹介したものです。
写真のように、私の自慢の「わが家の瓢箪たち-その6-(2017/6/4 )」で紹介した瓢箪よりずっと立派なものです。でも長い年月を経た色艶は同じように深みを増しています。一緒に床の間に並べています。

ー 左が私のお宝の瓢箪、右が幼なじみ(よっちゃん)の瓢箪 ー

タチアオイ

2019-06-23 18:17:36 | 散歩
11 ,500歩 (13:21-15:11)
曇り(20℃)

2週間ぶりの散歩です。毎日あれこれあって忙しい2週間でしたが、この間に散歩道にも幾つかの変化がありました。
一つ目は、殆どの水鳥の姿が消えてしまい湖面の賑わいがなくなりました。梅雨空の霞ヶ浦が一層寂しく見えます。
二つ目は、このブログの「廃船」-3月31日-  で気になっていた舟留場に撤去要請の看板が立てられていたことです。
三つ目は、散歩道にタチアオイが花盛りになっていたことで、あちこちの紫陽花も綺麗です。

人類史の新たな視点

2019-06-10 07:04:46 | サピエンス全史
3月のNHKスペシャルを見て、これまでとは違う大胆な視点から人類史を解き明かしていて、目から鱗とはこのことかと思いました。
大胆な視点とは、個々の出来事の内容を語るのではなく、歴史の流れを動かしてきたものは何か、その分析と意味について史実に基づき的確な例えも交えて納得のいくよう解りやすく説明してくれているからです。

本書の内容や解説はネットでもいろいろと紹介されていますが、私がここに書き込みたいのは、これまで歴史や世の中の流れや仕組みを感覚と感情で漠然と理解していただけだと気付かされたことや、腑に落ちないままでいた事柄が見事に整理できたことで、自分なりにまとめることが終活の一つになると考えたからです。

『サピエンス全史』とその続編の『ホモ・デウス』を先日やっと読み終えて概略が掴めました。もちろん内容を理解するには何度も読み返えさなければなりませんが、いままで自分の抱いていた関心や興味のあった事柄をキーワードとともに一つずつ取り上げてみようと思います。

単峰の筑波山

2019-06-09 21:49:27 | 散歩
9 ,200歩 (17:01-18:27)
曇り後雨(17℃)

久しぶりの散歩で気分爽快になりましたが、この20日程の間に周りの景色は随分変わりました。
田んぼは緑に埋まり、大きく伸びた蓮の葉は水面を離れて風に揺れてます。満開の栗の花から放たれるあの独特の匂いで散歩道は包まれてました。

梅雨空の雲は低く筑波山頂付近にもかかっていましたが、不思議なことに美しい双峰がどうしても単峰に見えるのです。写真を撮ってみましたのが、やはり単峰でした。

そして、今日は67歳最後の日の散歩となります。