霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

キヌサヤ

2020-05-20 17:47:45 | 老いの実感

今年もキヌサヤが豊作で隣近所にもお裾分けできて喜ばれましたが、もう花は咲かずあと一回摘み取れば今年も終りとなるので抜き取って瓢箪の苗に植え替える予定です。

これはいつもの作業ですが、白い斑点が拡がった葉っぱや足元から茎が枯れはじめた姿はまさに今の自分のように思えてしまいました。

わが身と重ねるのはこれまでにない心境です。60代も間もなく残り1年を切りますが、振り返ると60代初めの頃とは感じ方や考え方がたしかに変化していることを自覚します。


もしかしたらこのブログで書いた(2017年7月24日)徒然草の第1部と第2部に見る吉田兼好の心境の変化(諦観)というものが理解できるようになるかも知れません。


老いの自覚(物忘れ)

2017-12-17 22:15:01 | 老いの実感
現在、自覚している物忘れに2種類あります。
一つ目は、人の名前が出てこないことです。顔ははっきり思い浮かぶのですが名前が全然出てきません。以前は暫く考えると思い浮かぶこともあったのですが、65歳を過ぎてからはもう駄目だということがはっきり分かるのです。ストレスを溜めないようにと、名前が思い出せなくともいいんだと気にしないことにしました。

二つ目は、何かをしようとしていた時に、その間に別の事をした場合、最初の事を忘れてしまうものです。
先日、お風呂のお湯を出して10分後に止めようとしていた時、別のことをいくつかして蛇口を止めるのをすっかり忘れて2日分のお湯を無駄にしてしまいました。これがコンロの火だったらと思うとゾッとしました。大切なことをする場合は、それが済むまでは他の事はしないようにしました。

老いの自覚(身体の固さ)

2017-09-24 04:07:22 | 老いの実感
久々にラジオ体操をして身体の固さにビックリしました。歩いているからもっと柔らかいと思っていたのに、斜め前に曲げるのが特にいけなく痛みすら感じます。
小学校の頃の夏休みの朝のラジオ体操で、近所のお年寄り達も見えられて一緒にやってましたが、横曲げなんか全然曲がってないのを見て、歳するとあんなんになっちゃうのかなと思ったことを思い出し、いつの間にか自分もあんなんになっちゃっていることに苦笑いです。
でも数日続けていたら結構曲がるようになり、少しホッとしました。

老いの自覚(筋肉や関節)

2017-07-28 15:15:50 | 老いの実感
筋肉の強張りを気にし始めたのは60歳を過ぎてからで、関節の動きもぎこちない。例えば草取りなどで同じ姿勢を続けていて、さて立ち上がろうとした時に、以前のようにすぐには動けずに一呼吸おいてゆっくりとした動作になってしまうのだ。筋肉繊維の老化はゴムのように伸びてしまうのかと想像していたが、縮む方向で強張るものと発見した。
風呂や布団の中でいわゆるストレッチ運動をやってはみるものの、いかんせん続かない。あっという間にまた元のように縮んで強張っていることを実感する。

老いの自覚(老人シミ)

2017-07-10 15:31:19 | 老いの実感
毎日見ている鏡の中の顔だけど、じっくり見るとシワ、シミ、イボなど賑やかで、老けたなとあらためて思わさせられる。以前から気づいていた左頬のいわゆるお迎えジミも確実に成長しているし、顔ばかりでなく腕にも小さなシミがあちこちに生まれているのに気づかされた。消えることはないのだろうから、ここは開き直って「皆元気に育て!」とエールを送ってやった。