霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

基礎工事

2017-08-31 06:34:09 | マイホーム建築の思い出
パソコンで示された見取り図を元に1/50の模型を作った。2階部分を取り外せるので、出来上がりイメージがよくわかる。
これを大工さんに見せたら「こういうのは初めてだ、ここに置いておきたい」と喜ばれたのであげた。模型を見て、2階の窓を大きくしたいことや戸袋を付けたい等、こちらの希望も分かってくれて対応してくれることとなった。
暫くして「基礎打ちをするから見ておきなさい」と言われ見に行った。予算からして簡単な基礎かと想像していたところ、細かい配筋でとてもしっかりした基礎だったので驚いた。大工さん曰く「基礎が一番重要である」とのことだった。

ユースホステルの旅 (福井県:願慶寺YH)

2017-08-30 06:39:44 | 思い出すまま
ここは寺院のYHで、しかも由緒ある大きなお寺でであることから、半分はここ吉崎御坊の見学が目的だった。
夕方に到着すると私一人だったが、あと女性二人のグループが予約しているとのことで、ワクワク期待していた。しかし、夕食後も来ずに二人分の料理が残されたまま時が過ぎ、結局は無断キャンセルでYHに大変迷惑をかけさせた。こちらもガッカリだった。
ということで、ひっそり静まりかえった大きな本堂の隣部屋に一人寝ることになったが、なかなか寝付かれるものではなかった。
翌朝本堂で、早朝のお勤めを終えた御院主自らが私一人を目の前に座らせ、この本物の「嫁脅し肉付きの面」を手にして、大きな声でそのいわれを滔々と説いてくれたのである。恐縮しながら聞いたことを懐かしく思い出す。

気象観測船

2017-08-28 18:29:27 | 観測船の思い出
20代の頃に3年という短い間ですが船に乗っていたことがあり、いろいろな体験をさせてもらったことを今では懐かしく思い出します。
上の写真は南方定点観測船の海上保安庁巡視船「のじま」、下の写真は気象庁の気象観測船で初代「啓風丸」です。南方定点観測は1981年に廃止されましたが、気象衛星のない頃の台風環視に欠かせない存在でした。啓風丸は鳥島気象観測所が火山活動で1967年に休止されたことに伴い誕生しました。
ここで経験した様々なエピソードを、思い出すまま綴っておきたいと思います。

ユースホステルの旅 (福島県:裏磐梯YH)

2017-08-27 16:34:12 | 思い出すまま
十代最後の夏に磐梯山を猪苗代湖から登り、五色沼へ降りた時にお世話になったYHです。
毘沙門沼まで続く広場には多くのキャンプ用テントがあり、たくさんの若者で賑わっていて、楽しい夏の青春が溢れていました。
その思い出を辿ってみたく45年振りに訪れました。建物は何となく思い出すのですが、目の前が雑木林と草むらで毘沙門沼が全然見えず、あの広々とした面影がどこにもありません。あまりの変わりように力が抜けてしまいました。
でも、細い道を数分歩くと青緑色の毘沙門沼に出て、当時と変わらない磐梯山の姿に再び元気を取り戻しました。ついこの間だったような青春も、遥か彼方に去ったこと実感させられました。

小観音像(4)

2017-08-26 18:03:37 | 趣味(木彫り)
この小観音像をこれまでに4体彫りました。お身体はみな同じですが、やはりお顔はみな違ってきます。3体は知人の方にもらわれてそれぞれ遠くに旅立ちました。内一つは、この本を買って彫りかけ未完成のまま故人となられてしまった家の方に送りました。
観音様を彫ってからというもの、あちこちのお寺の観音様を拝観する時に、これまでより親しみを感じるようになりました。