霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

食パンマン

2020-05-25 21:49:14 | 趣味(木彫り)

入浴剤の中に色々なキャラクターが入っていて、孫達は何が出てくるかワクワクしながら溶けるのを見つめています。


アンパンマンの入浴剤では期待通りの食パンマンが出て来たのでとても喜んでました。そこで木彫りで作ってあげることにしました。四角いので彫りやすかったのですが、小さな鼻だけはあとからくっつけました。さっそく下の子はクレヨンで色を塗っていました。


これからしばらくはキャラクターのリクエストが続きそうです。


キヌサヤ

2020-05-20 17:47:45 | 老いの実感

今年もキヌサヤが豊作で隣近所にもお裾分けできて喜ばれましたが、もう花は咲かずあと一回摘み取れば今年も終りとなるので抜き取って瓢箪の苗に植え替える予定です。

これはいつもの作業ですが、白い斑点が拡がった葉っぱや足元から茎が枯れはじめた姿はまさに今の自分のように思えてしまいました。

わが身と重ねるのはこれまでにない心境です。60代も間もなく残り1年を切りますが、振り返ると60代初めの頃とは感じ方や考え方がたしかに変化していることを自覚します。


もしかしたらこのブログで書いた(2017年7月24日)徒然草の第1部と第2部に見る吉田兼好の心境の変化(諦観)というものが理解できるようになるかも知れません。


運動不足

2020-05-09 21:41:12 | 散歩

9,000歩 (14:01-15:20)

曇り 風あり (21℃)


霞ヶ浦へは3月末以来久々の散歩です。季節は進んでいて田植えも八割かた終わっており蓮田の苗付けも進んでいました。

先日病院で血圧を測ってもらったところ160/90とこれまでになく高く、この状態が続くようなら薬を飲むようになると言われました。確かに最近の調子はいまいちで原因は運動不足と思っています。

そこで今日の午後に自分の時間ができたので散歩することにしました。現在不要不急の外出自粛中なので体調維持に散歩は必要と自分に言い聞かせて外出しましたが何となく落ち着かない気持ちでした。でも散歩後はとても調子良く、家の血圧計では130/80と効果てきめんでした。


土手は風があり湖面も波立っていたせいか釣り客は一人もおらず、すれ違った人も10人程でした。1日も早く日常に戻って欲しいものです。


聖典

2020-05-05 01:51:04 | サピエンス全史

経典や聖書やコーランなどの聖典はいずれも宗祖ではなく、神の言葉とか奇跡などの記述も後年の人の手によるものだということは容易に理解できそうですが、ハラリ氏は歴史資料を調べあげて丁寧に根拠を示した上で解説をしています。


科学や医学が未熟だった頃は、自然災害や疫病など原因の解らない事象は神という人間の能力を超えた存在を信じ畏れ敬い、この世界を造ったのは神とする宗教が誕生するのも当然の流れと理解できますが、科学技術の進歩によりこれらの原因や仕組みが解明された現在においても宗教の教えが神や天国の存在を前提にして入ることにミスマッチ感を覚えます。


現在にはもう宗教は不要かというとそれは別問題だと思います。現在でも「心」という最も根元的な事象はよくわかっておらず、この心という厄介(?)なものが解明されるまでは宗教が不要とはならない気がします。ハラリ氏は脳の働きについて分かっても心の仕組みを解明することは可能かどうかは分からないと述べています。


先日参列した葬式でのことですが、導師を勤めた若いお坊さんの法話で「旅立たれた先はどのような世界なのかは私達には全く分からないだけに、この最期の別れの時を大切にしましょう…」との言い回しが現在にマッチングしていて素直に受け入れられました。


若い頃から「宗教」はよく把握できずに曖昧なままで来てしまいましたが、ハラリ氏のホモ・サピエンスの認知革命の結果というアプローチにより納得のいく整理が出来ました。


4月の集計

2020-05-01 12:23:31 | 散歩

4月は天気の良い日に孫を連れて近くを歩いた程度で霞ヶ浦を歩くこともなく、散歩らしい散歩もなく終わってしまいました。

新型コロナウィルス騒動は他人事と思っていましたが感染者が我が町にも確認されていよいよ身近になりました。


飛行機は飛ばず車は走らないこんな世界を見るのは昭和30年頃の子供当時を思い起こします。太陽系の果てまで行き遺伝子を操作するまでになったホモ・サピエンスの技術が神話であることを思い知らせるような、もしかしたら歴史的な時を体験しているのかも知れません。

こんな時に地震や豪雨などの災害が重ならないことをただ願う次第です。