霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

今年は不作

2019-10-19 17:30:21 | 趣味(ひょうたん)
今年は瓢箪がとても不作でした。芽はたくさん出て期待したのですが、7月の日照不足や8月の猛暑が響いたのか成長が思わしくなく、葉は小さくて花もあまり咲かずに実も大きくならず、収穫できたのは小さなもの僅か6個でした(写真左)。

でも、今年は瓢箪に関わる二つの思い出がありました。一つは先日のペルーの素敵な民芸品で、もう一つはこのブログで紹介した『お宝の同級生』(2017年10月10日)が60年振りにご対面となったことです。これは、1年半前に亡くなった幼なじみの形見として頂いたもので(写真右下)、左側のわが家のお宝より大きくて立派です。
その他の形見の瓢箪達も磨いて綺麗にし、身内や知人の方々に配って頂きました(写真右上)。

ひようたんのお土産

2019-10-07 19:18:02 | 趣味(ひょうたん)
姪夫婦から頂いた南米ペルーのお土産で瓢箪の皮を薄く削って模様や絵を描いたものですが、ほんの少しでも深く彫れば穴が空いてしまうので相当神経を使って手間暇をかけたものと思います。
彫られている絵で2匹のアルパカは動きがあって生き生きしていますし、火にかけられた大きな壺には、これから鳥か何かを入れようとしている両側の人の動きも物語のようで見飽きません。
前面の大きな円は12方向に分割されていて一つ一つに太陽や花や幾何学的な模様が刻まれて神秘的で、この謎解きにも興味が湧きます。
色艶も火で焦がしたような味わい深いもので、また手にもぴったりフィットして持った感触も良く、本当に素敵な民芸品です。

実りの秋

2018-09-30 00:06:03 | 趣味(ひょうたん)
今年は種蒔きをしませんでしたが、こぼれ落ちて自然に芽が出た百成りの2つの苗を育てました。
猛暑のせいか例年よりも早く実が成り毛虫の被害も少なく、それぞれ10個ほどの実が成りました。
頭でっかちと腰太との愉快な形の物が多く、まずは満足な収穫の秋を迎えられました。

お宝の同級生

2017-10-10 12:47:34 | 趣味(ひょうたん)
先にわが家のお宝として紹介した瓢箪にたくさんの仲間がいたのです。
先日帰省した折りに、近所の幼馴染みのよっちゃんと小学校の時に毎年瓢箪を一緒に作っていたことを思い出して話が弾みました。
その瓢箪は部屋の隅に幾つも吊る下がっていましたが、どれも見事で私のお宝よりもどっしりとしていましたが、年代を重ねたくすんだ赤茶色の色合いは同じで、まさに同級生と言えるものです。
私は幾つも実が成ってもそのままにしてましたが、よっちゃんは一つを残して摘果したそうで一回り大きくなり、これこそお宝と自慢してもよい瓢箪たちでした。

種蒔きから175日目

2017-10-09 22:52:48 | 趣味(ひょうたん)
瓢箪を水に漬けてから3週間以上経ち天気も良いことから、種出しと水洗いをしました。酸っぱくなってカビの吹いた漬物樽と同じ臭いと汁の色です。
ヨレヨレになっている薄皮を剥くときれいな木質が現れます。逆さにして振ると種を包んでいた中のわたがドロドロになって流れ出てきます。水を入れてまた逆さにして洗い流すこと数回、これで外も中もきれいになります。全部やり終えるのに5時間かかりました。
あとは逆さに干して水切りしてから、風通しの良いところに吊るします。2~3週間乾かして出来上がりです。今はまだ重いですが乾くと軽くなり、風に吹かれてカラカラと音がします。