霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

程ヶ谷

2017-11-14 01:05:54 | 東海道五十三次 版画の旅

この絵はよく知られている保永堂版でなく隷書のシリーズで、保土ヶ谷ではなく程ヶ谷になっていますが、川の藍色が底冷えする雪の感じを引き立たせているのがいいなと思います。
3人の旅人は今宵の宿をさがしているのでしょうか、どの家も雨戸を全部締め切っているので、外はよほど寒いのでしょう。
こちらもいつの間にか旅人の一人になっていて、早く宿に着いて暖たまりたいなと思ってしまいます。