霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

上棟 (2/2)

2017-11-07 21:01:04 | マイホーム建築の思い出
積まれた材木の多さにはビックリしますが、その一つ一つにホゾとホゾ穴が彫られおり、それが順番にビシッビシッと組み合わされていくのは気持良いものです。試験もせずにぶっつけ本番でちゃんと組み合わされるのは、きっちり計算しているからだと頭で分かっていても感動ものです。
木造軸組工法の二階造りは角に通し柱を使うということも知りました。松の丸太の梁もよくはまるものと感心します。
無事に組み終わって上棟式をしました。ベニア板に画かれた鶴と亀と柱(幣芯)を掲げます。柱には3本5本7本の線を墨で引き、上に扇を取り付けて五色の旗を建てます。四方に御神酒をかけ餅をまきました。鶴は棟梁が持ち帰り、亀は大工さんの名前を書き屋根裏に打ち付けられました。