霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

みずほ生活(3:建物)

2017-11-11 23:15:48 | 南極の思い出
基地の主な建物には居住棟、観測棟、超高層観測室があります。居住棟と観測棟は密閉と断熱に優れた大型冷凍庫(3.5m×6m)を利用していて、超高層観測室はプレハブ(2m×3m)です。
これらは、はじめは雪面上に置いてありましたが、すぐにドリフト(風下に雪が積もる)で雪の下に埋もれてしまいました。年間の降雪は20cm程ですので、どんどん沈んでいくということはありません。
入口はベニア板で蓋されていて、これを持ち上げて中に入ります。雪の階段を降りると、蟻の巣と同じような雪のトンネル通路が続いています。