四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

モモイロタンポポ(2)

2007-04-21 18:48:00 | タンポポ
モモイロタンポポが15日に初めて咲いてから、その花の開き方を追ってみました。


4月15日

外側の小花が開きます。開いた花びらは約30枚。オシベはまだ2つに分裂していません。夕方にはオシベが2つに分裂しました(4月16日掲載)。


4月19日

16日、17日は雨が続いたため、花びらは閉じたままでした。19日には晴れて太陽が射し、10分後には開花し始めました。一番早く開いた外側の花びらに比べ、短く、桃色の色合いの濃い花びらが開いて3重になっています。


4月21日

1日おいて今日見ると、さらに内側が開いて4重になっています。一番内側(4段階目)の花びらは約18枚(おしべも約18本)。さらに中心には開花前の花びらが残っているので、明日また開花枚数が増えると思われます。



モモイロタンポポの株全体です。葉の形状は、タンポポに似ていますが、タンポポよりも葉が短く立っています。また、タンポポと異なり花茎が分岐しています。この株の蕾の数は大小15個を超え、これから長い期間、次々に咲き続けていく様子です。
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6 コメント

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これが、タンポポとは思えませんね。 (オコジョ)
2007-04-21 19:57:21
菊・・・
タンポポもキク科でしたね。
全体を見るとやはりタンポポですね。
何か、高級感を感じます。
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モモイロタンポポ・・・? (Y&Y)
2007-04-21 21:40:50
ビックリしています!
こんな色のもあるのですね~。
菊?・・・花びらが重なって開いた写真に行き着いて・・・、
初めて「タンポポ・・・」と思えました。
美しいですね。
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Unknown (silkcotton)
2007-04-22 05:50:30
見事ですね。小さい時にコンパスで円を作り、幾重にも重ねて菊の花を作ったことを思い出します。自然に正確にこの美しい形が創られる!一つ一つの形を見ていると、自然には奇跡としか思えないものだらけだと思います。
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オコジョさん (twoguitar)
2007-04-22 17:33:58
花の茎が伸びる前は、タンポポ特有の葉が数枚見え、タンポポの仲間という印象を受けました。葉は菊とは程遠いです。花の大きさはタンポポ位です。
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Y&Yさん (twoguitar)
2007-04-22 17:40:15
よく見るとシロバナタンポポも日ごとに枚数が増えていく様子です。それに気が付いたので、一番最初に咲いたモモイロタンポポの花びらがどのように増えていくか観察しようと思いつきました。開花から何日か経ってだんだんタンポポらしくなってきました。
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silkcottonさん (twoguitar)
2007-04-22 17:43:54
モモイロタンポポは幾何学的にも美しく、色合いの濃淡も微妙ですね。
自然に正確にその形が造られる、すごいプログラムが遺伝子に盛り込まれているものだと感心しますね。
このように順番に開くのが生き延びる上で有利なのでしょうか。
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