今日、相模大野の家の近くを自転車で走っていたら、ツマグロヒョウモンに出会いました。近くには別の個体も飛んでいます。昨日の朝は、我が家の赤レンガの塀にとまっていました。昨年までは見かけなかったので、今年から急に増えだしたようです。
この蝶は、元々南方に分布する種類だったのですが、調べてみると、温暖化のために北上を続け、最近では東京でも見かけるようになったようです。スミレの仲間を食草として利用し、パンジーやスミレは庭や公園にたくさんあるので自然に増えたのだろうとのこと。
そもそもヒョウモンチョウの仲間は、雄も雌もヒョウの模様の蝶が多いのですが、ツマグロヒョウモンは、雌雄の模様が異なり、雌は沖縄方面にいるカバマダラという毒蝶に擬態しています。毒蝶に似せることで鳥に食べられることがなくなる、というわけです。ところが、カバマダラもいない本州を北上し続けているわけですから、カバマダラを知らない本州の鳥たちはそれを食べるのでしょうか、食べないのでしょうか。
西日本にしかいなかったナガサキアゲハも数年前に平塚市で見かけました。今まで見かけなかった蝶に出会うようになるというのも、友遠方より来たる、という心持ちがして、思わず声をかけたくなってしまいます。
カバマダラに擬態する蝶
この蝶は、元々南方に分布する種類だったのですが、調べてみると、温暖化のために北上を続け、最近では東京でも見かけるようになったようです。スミレの仲間を食草として利用し、パンジーやスミレは庭や公園にたくさんあるので自然に増えたのだろうとのこと。
そもそもヒョウモンチョウの仲間は、雄も雌もヒョウの模様の蝶が多いのですが、ツマグロヒョウモンは、雌雄の模様が異なり、雌は沖縄方面にいるカバマダラという毒蝶に擬態しています。毒蝶に似せることで鳥に食べられることがなくなる、というわけです。ところが、カバマダラもいない本州を北上し続けているわけですから、カバマダラを知らない本州の鳥たちはそれを食べるのでしょうか、食べないのでしょうか。
西日本にしかいなかったナガサキアゲハも数年前に平塚市で見かけました。今まで見かけなかった蝶に出会うようになるというのも、友遠方より来たる、という心持ちがして、思わず声をかけたくなってしまいます。
カバマダラに擬態する蝶
今日の朝刊に、“牛が吐くゲップの中のメタンガスが地球の温暖化を促進する”という記事がありました。ニュージーランドには950万頭の牛がいて、さらに同じ反芻動物の羊が4000万頭弱。