四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

越冬キチョウの探索へ

2014-01-16 21:06:00 | 南多摩
今朝は都心でも氷点下の気温となり、八王子でも最低気温-5.2度を記録しました。そこでウラギンシジミの様子を見に行ったところ、全員無事でした。現地付近の11時半の気温は7.4度でした(1月16日 町田市)。


ヒサカキ葉裏の越冬ウラギンシジミ

右上は♂、その他3頭は♀です。11月中旬から3月中旬までが越冬期間ですから、今ちょうど折返しの時期に当たります。今朝はこの冬初めて-5℃以下を記録しました。最低気温が-5℃以下の厳しい寒さの日が連続しないよう祈るばかりです。

今日はそのあと秩父の蝶のtef_teffさんやしょうちゃんの雑記帳のshouchanさんに触発されて、越冬中のキタキチョウ(以下キチョウ)を探索したいと思い、一昨年の11月末に複数のキチョウが葉裏に隠れたり出てきたりするのを観察した場所を訪問しました。


斜面1

ここが、数頭のキチョウが葉裏に出入りしていたのを目撃した場所です。南側には田んぼがあり、風が遮られ暖かく感じられます。笹薮の地面付近がきれいに刈り取りされている点、キチョウの越冬には不利でしょうか。延々と探しましたが見つかりません。


斜面2

谷戸に広がる畑から1段上のゆるやかな斜面の林縁です。以前、キチョウが飛んでいたのですが見当たりません。風が通り抜けるので少し気温が低いのかもしれません。


斜面3

休耕田の縁に当たる笹薮斜面です。ここは湿気が保たれる点は越冬に有利だと思うのですが、笹の茎が密に生え、キチョウの入り込む空間が少ないようです。

今日は成果なしでした。また出直したいと思います。


尾根道

まだ足を踏み入れていない尾根道を見つけました。春になったらミヤマセセリやヒオドシチョウなど現れそうな気がします。
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