四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

ツクツクボウシの鳴き方

2006-07-29 12:46:00 | セミ
ツクツクボウシの鳴き方について、Y&Yさんは
「ツクツクボーシ、ツクツクボーシ・・・ツクリンヨース」と真似していたとのことです。
僕は子供の頃、「オーシーツクツク、オーシーツクツク・・・オシオスオシオス、ジー」と言っていたのを思い出します。
地方によって表現が異なって面白い。インターネットで全国のツクツクボウシの鳴き声の録音を聞く限り、大きな差はありませんので、鳴き方の表現は、受取る側の感じ方で変わっているといえそうです。

世の中には「オーシーツクツク」と「ツクツクホーシ」の2派が存在しているそうです。
ツクツクボウシは
「ツクツクツクツク・・・」という前奏がりその後「オーシーツクツク」という主奏につながると僕には思えるのですが、主奏を「ツクツクオーシ」の繰り返しと受取れば「ツクツクホーシ」という表現になります。
ちなみに、広辞苑には「7月下旬から9月下旬まで『おおしいつくつく』と鳴く」と書いてあります。

2kmくらい先の「木もれびの森」まで行けばセミがたくさんいますが、自宅周辺の住宅地では毎年セミはほとんど聞かれません。
小田原では、ニイニイゼミ(7月13日初鳴き)、アブラゼミ(7月28日)が鳴きました。クマゼミは来週あたりでしょうか。
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ツマグロヒョウモンに再会する

2006-07-29 12:04:00 | 
7月27日の朝、工場の花壇でツマグロヒョウモンがマリーゴールドの花で吸蜜しているのを見かけました。雌の近くには雄と思われる個体もいました。証拠写真程度のものしか撮れていません。



silkcottonさんは、京都嵯峨野で多数飛んでいたと情報を寄せていました。茨木市で増えてきたのはここ数年ということでしたが、神奈川では多数飛んでいる情景はまだ見られません。昨年の秋(10月15日)、相模大野で初めてツマグロヒョウモンを見かけ、今回で2度目の目撃となりました。
ツマグロヒョウモンの雌は、南方に生息する毒蝶のカバマダラ(体内に有毒物質を蓄積している)に擬態しているので、他のヒョウモンチョウとかけ離れた模様になっているわけですが、なぜ雌だけが擬態して雄は普通のヒョウモンチョウの柄のままなのか。まだ進化の途中なのでしょうか?雄だって擬態して身を守る方が有利なはずです。
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