今日は久々にプロセス紹介をします。
いろいろなサイトで内袋付きのペンケースの作り方を紹介していますが、内側の縫い代をバイアステープでくるむ方法がほとんどです。
今回は、縫い代が見えない方法を紹介します。
もちろんバイアスも使いません。
材料は、
・表布(今回は24㎝四方)
・内布(表布と幅は同じで、丈は2㎝短く裁断)
・接着キルト芯(裏布と同じ寸法で裁断)
・左右につける耳
・24㎝ファスナー
左右につける耳は、6㎝四方に裁断し、真ん中に3㎝幅×6㎝の接着芯を接着しておく。
今回表布は2種類をはいでいます。
ロゴテープなど付けるときはこの段階でつけておく。
耳は真ん中に接着芯をアイロン接着し、縫い代もアイロンでたたんでおく。
両サイドはミシンがけしなくてもOK。
表布にキルト芯をアイロン接着。
こうすることでファスナーが付けやすくなる。
現在は上下1㎝あけずに接着する作り方をおすすめしています。
その方が仕上がりがきれいなことを確認いたしました。
もうしわけございません。(2013.2.23)
表布、内布とも縫い代を折ってアイロンがけする。
表布にファスナーを付ける。
ファスナーの付け方は人によって違いますが、
私はファスナーを閉じたときに、写真のようにファスナーが見えないようにするのが好き。
表、内とも左右をミシンがけする。
この時、表布は耳を挟んでミシン掛けする。
内布は真ん中1㎝をあけてミシンがけする。
あいた部分にファスナーがくるようになる。
両脇を好きな寸法でつまんでマチをつくる。
今回はマチ幅は6㎝です。
余分なマチは切り落とす。
切り口をミシンでかがっておくとベター。
中表になっている表布に外表にした内布をかぶせてしつけでとめる。
ファスナーに内袋がくわない位置に、手縫いでまつり縫いをしてとめていく。
表布にファスナーを付けたときのミシン目がかくれるようにするときれい。
角は、手縫いで2、3針押さえておくと内布が固定されて使いやすい。
これを表にひっくり返すと…
ペンケースの出来上がり。
写真撮る前にアイロンがけを忘れてシワシワだ~。