twins*mamaのハンドメイド生活

布小物、刺繍などのハンドメイド、ときどき着物と日々の生活を綴った日記です。

裏をつけずも裏まで美しいショッピングトートの作り方

2015年06月27日 20時58分29秒 | レシピ:トートバッグ・レッスンバツグ
6/28ポケット製作でヌケがありましたので追加しました。

複数の方から、大型のショッピングトートバッグの作り方を教えて
とのご要望をいただきましたので、レシピを作ってみました。

ショッピングバッグはできるだけ軽くしたいので裏はつけません。
が、内側の縫い代の始末を工夫することで、裏もきれいで
完成度の高い仕上がりになります。


できあがり寸法は、たて30cm×よこ50cm×マチ20cm。
レジかご一杯分くらい入るビッグサイズです。


このサイズのバッグにするには、

40cm×50cmの型紙を作っておくと便利。
左右1.5cmずつ、上に1cmの縫い代をとって、生地を裁断。



底のマチ部分は、10cm四方の正方形と対角線、写真の赤線部分を
チャコペーパーで印付けしておくと
後の作業が楽になります。



本体以外に必要なパーツは、

持ち手2枚  10cm×55cmくらい
持ち手芯2枚 2.5cm×55cm

見返し2枚   5cm×53cm

ポケットを付ける場合は、
ポケット台 20cm×44cm
ポケット  20cm×17cm



細かいパーツを先に作っておきましょう。

持ち手は表を外側にして半分に折り、
真ん中の線にあわせて芯を置き、
両側の縫い代を内側に折り、アイロンでおさえる。


端から1~2mmのところをぐるっと一周ミシンがけする。




次にポケットです。

上側を1cm裏に折り、アイロンでおさえる。



あれば3cm幅の接着芯を貼る。(なければ貼らなくてもOK)



口部分をミシンがけする。
底側は、ほつれないようにほつれ止めかジグザグミシンをかけ、
1cm内側に折りアイロンでおさえる。



ポケット台を半分に折り、
おもて側の真ん中の線にポケットの底を合わせ、
周囲3辺(赤線)をミシンがけする。

左右は仮止めとなるので、端から5mmのところを縫い、
底部は端から1~2mmのところを縫う。



中おもてに二つ折りし、
左右とも端から1cmの赤線のところをミシンがけする。
(黄色線は前段階の仮止め線)



おもてに返し、アイロンをかけておく。
写真に変なモアレがかかっていてスミマセン。


次に、持ち手と見返しをつけます。

生地のおもて側の、中心から左右に7cmずつの位置に
持ち手の端がくるように持ち手を置き(つまり持ち手と持ち手の間は14cm)、
端から5mmの赤線部分をミシンがけして仮どめする。




本体と見返しを中おもてに重ね、
端から1cmの赤線部分をミシンがけする。
縫い代はアイロンで割っておく。






外側をおもてにして二つ折りして、
左右の端から5mmの赤線部分をミシンがけする。



このあと、縫い代は袋とじするので、
余計なモニャモニャが出てこないように、縫い代を5mmに切り揃える。
縫い代はアイロンで割っておく。



裏返して、今度は端から1cmのところをミシンがけする。
これで縫い代が袋とじされます。




次にマチを作ります。

マチ部分をあらかじめ付けておいた対角線に従って三角に折り、
マチ線をミシンがけする。
あらかじめ10cmの正方形の印をつけておいたので楽にできるはずです。



ミシンがけしたら、縫い代を3cm残し、三角部分を切り落とす。


縫い代を1cm残るようにコの字型に切り取り、


三つ折りしてミシンがけする。



最後に口部分を仕上げていきます。

見返しを内側に折りミシンがけしますが、
このとき袋とじした左右の縫い代がかなり厚くなっているので、
余分な縫い代を切り落としておくとミシンがけがしやすくなります。

写真のように袋とじしたところにハサミを入れ
(本体側1cmくらいまでOK)、


縫い代を開いて、余分な縫い代を切り落とし、


縫い代を割るために、ミシン線1mm手前までハサミを入れ、
縫い代を開いてアイロンでおさえておきます。






本体の中心にポケット台の中心をあわせて置く。

見返しは端1cmを内側に折りアイロンでおさえ、
内側に倒して口をぐるっと一周ミシンがけする。
このとき、本体側が1mmくらい出るようにすると見栄えがよい。

見返しの下側もぐるっと一周ミシンがけして、完成です。

写真を見て気づいたんですが、持ち手のあき幅とポケットの幅をそろえると
なお美しいかもしれませんね。



マチが20cmもあるので、5個組のBOXティッシュも入りますよー。



あくまでも素人の私流の作り方です。
ミシンは職業用ではなく、家庭用ミシンを使っています。

「もっとこうした方がいいよ」というアドバイスがありましたら、
遠慮なくしてくださいね!






             



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裏付きレッスンバッグの作り方

2015年01月17日 19時34分17秒 | レシピ:トートバッグ・レッスンバツグ
2015.1.30ポケット製作部分で追加修正いたしました。追加部分は赤文字で書いてあります。

昨日ご紹介したレッスンバッグで、私流の裏付きレッスンバッグの作り方をご紹介します。


できあがり寸法はこちらのサイズです。



それではスタート!


レッスンバッグの作り方


用意するもの

表地:横42センチ×縦76センチ 今回はブラックデニム
裏地:サイズは表地と同じ 今回は綿100%のプリント地
持ち手:横10センチ×縦36センチ 2枚
持ち手芯:2.5センチ×36センチ
ポケット:横18センチ×縦16センチ

*サイズはお好みで調整してください。





横40センチ×縦33センチの型紙を作った場合、赤線の部分に型紙を置き、縫い代を両サイドは1センチずつ、口部分は4センチとり裁断。

写真の赤線部分の印を入れておく。
マチ部分も3センチ四方の四角を印、対角線を入れておくと、あとでマチが作りやすくなる。

*口部分の縫い代は、ハリのない生地は多め6~7センチとる。
*生地に余裕がなければ2~3センチでもOK。





アップリケや刺繍を入れたり、底部分を違う布で切り替えるときはこの段階でやっておく。

今回はオリジナルのローマ字と数字をアップリケしている。
やり方は、「オリジナルのローマ字アップリケの作り方」をご覧ください。




まずはポケットを作る。

ほつれやすい生地の場合は、口部分以外の3辺にほつれ止め(ジグザグなど)のミシンをかけておく。
生地の耳部分(写真の左側)は、ほつれ止めは不要。






上下1センチを裏側に折りアイロンでおさえる。
(写真はほつれ止めミシンを省略しています。)




両サイド1センチを裏側に折りアイロンでおさえてから、
口部分3センチを折りアイロンでおさえる。
(写真ではほつれ止めミシンを省略しています。)





布の重なりが多くなる角は三角に切り落としておく。
(写真ではほつれ止めミシンを省略しています。)





口部分をミシンがけする。

*縫い始め、縫い終わりは返し縫いをする。
(写真ではほつれ止めミシンを省略しています。)




次に持ち手を作る。

布を半分に折りアイロンでおさえ、
真ん中に接着芯の端を当てて、アイロン接着する。





接着芯の幅(2.5センチ)になるよう、両サイドを内側に折りこみアイロンがけし、
一周ぐるりとミシンがけする。

同じものを2本作る。





裏地の中心とポケットの中心を合わせ、できあがり線から6センチ下にポケット口がくるようにミシンで縫いつける。





ポケット口の角は三角に縫う。

*縫い始め、縫い終わりは返し縫いをする。

写真はポケット横にビスを縫い込んだ例。




持ち手をつける。

表地の中心から左右6センチ、できあがり線から持ち手の縫い代が1.5センチになるように持ち手を置き、できあがり線から1センチ縫い代側(写真の赤線)をミシンで仮止めする。

両側同じ作業をする。





表地と裏地を中表に合わせ、口部分を端から端までミシンがけする。

このとき、持ち手部分を1往復させながら縫うと強度がアップする。

*縫い始め、縫い終わりは返し縫いをする。





縫い代を割り、アイロンがけをしておく。





表地、裏地とも底部分で半分に折り、両サイドをミシンがけする。
このとき、裏地の片側だけ、返し口10センチ程度を縫い残しておく。

*縫い始め、縫い終わりは返し縫いをする。





縫い代を割り、アイロンがけしておく。

マチをつくるので、写真のように角をアイロンで三角におさえておく。

*最初にマチの印をつけておくとこの作業が楽にできる。





角から3センチのところをミシンがけする。

*縫い始め、縫い終わりは返し縫いをする。




縫い代1センチを残し三角部分は切り落とし、切り口にジグザグミシンをかけておく。





表地、裏地とも計4か所同じ作業をする。





先ほど縫い残した返し口に手を入れ、少しずつ裏返していく。





裏返ったら返し口部分をアイロンがけし、ミシンがけして閉じる。

*見えないところなのでミシンがけで十分ですが、丁寧に仕上げたい場合は手縫いでまつってもOK。





裏地を表地の中におさめる。
裏地が表地よりも1ミリ内側になるようにアイロンでおさえ、端を裏側からミシンがけする。

*このとき、上糸、下糸の色を、それぞれ布の色に合わせておく。
 今回は、上糸を水色、下糸を黒でミシンがけしている。





裏地が1ミリ内側に入るように縫うと、表から見て見栄えがよくなる。





完成です。
お疲れ様でしたー!



この作り方は、あくまで素人の私の作り方ですので、もっとこうした方がいいというアドバイスがありましたら、遠慮なくコメント入れてくださいね!



             



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