twins*mamaのハンドメイド生活

布小物、刺繍などのハンドメイド、ときどき着物と日々の生活を綴った日記です。

あづま袋のマチの作り方

2015年02月06日 20時18分00秒 | レシピ:あづま袋
あづま袋のマチの作り方を教えてください、とのコメントをいただきましたのでご紹介します。


マチをとっていないあづま袋の作り方は、レシピ「仕上がりに差がつくあづま袋の縫い方」をご覧ください。

今回は、あづま袋が出来ている状態からのご説明です。


では、スタート。
あ、スミマセン、使い古した娘のあづま袋をサンプルに使っていますので、生地がちょっとヨレています。

あづま袋を裏返しにして、





あづま袋の斜め45°の線(ミシンで縫った線)が正方形の2辺となるように、底を正方形に整える。
直角三角形を当てると、直角がはかりやすいです。




底の角を直角にして、アイロンでおさえる。





直角の角を上にして、お好みのマチ幅(写真は10センチ)になるところをミシンがけし、
縫い代を1センチ残して三角部分を切り落とす。





縫い代の端を、ジグザグミシンやほつれ止めステッチをかけて、ほつれ止めする。
もう一方も同じ処理をする。



これで完成ですが、縫い代の処理をもっとキレイにしたい場合は、

縫い代を2センチ残して三角部分を切り落とし、





写真のように、コの字型に縫い代が5ミリ程度残るように、余分な部分を切り落とす。





残った縫い代を三つ折りにして、ミシンがけする。





10センチのマチがついたあづま袋の出来上がりです。





写真上側はマチなし、下側は今回のマチをつけたもの。

同じサイズのあづま袋ですが、マチをつけた方は、お弁当箱を入れたときに両サイドにツンと角が飛び出ないのですっきりします。

マチあり、なし、お好みで作り分けてくださいね。




             



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仕上がりに差がつくあづま袋の縫い方

2013年06月17日 16時59分02秒 | レシピ:あづま袋
あづま袋の作り方についてお問い合わせがありましたので、私の手順をご紹介します。

私の縫い方は、裏なしで縫い代をきれいに始末するところがポイントです。

それではいきまーす!







私の場合は、バザー用に何枚も作るので、裁断しやすいように25センチ×75センチの型紙を用意しています。

型紙がある場合は、周囲に1.5センチの縫い代をとり裁断。

型紙がない場合は、28センチ×78センチで生地を裁断。









周囲を一周、5センチ間隔ぐらいで印をつけておくと、マチ針を打ちやすく、仕上がりも歪みのない美しい仕上がりになります。







それではミシンがけに入ります。



本体を縫い合わせる前に、たての縫い代を三つ折りにしてアイロンがけし、ミシンで縫っておきます。
※端から端まで、縫い始め・終わりは返しミシン。






図のAとAを縫い合わせ、次にBとBを縫い合わせていきます。



5センチおきに印がついていると、布にゆがみなくマチ針が打てます。






今縫ったところを広げて、反対側も同様に中表にたたみミシンがけしていきます。


※端から端まで、縫い始め・終わりは返しミシン。








ひろげてみるともう形になっています。





最後に縫い代の処理をしていきます。


縫い代をいったん広げて底を三角にして(図左)、






持ち手になる部分から続けて内側に縫い代を倒し、アイロンがけします(図中)。






内側に折り込んでアイロンがけした後、ミシンをかけます。(図右)
※端から端まで、縫い始め・終わりは返しミシン。

あまり底の方までミシンをかけると縫いづらいので、底から1、2センチはかかっていなくてもOKです。









縫い代がきれいに処理されていると、完成度がアップしますね。






完成です。
お疲れ様でしたー。


           








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