中学・高校と日本史は得意教科のひとつ。もう２０年以上続く夫婦旅、妻も同じようなもので唯一の夫婦共通の趣味、書棚の旅の本やネットなどで出掛ける前の情報収集は欠かせない。全国各地の史跡や城などを訪れてはその当時の時代背景や史実、先人達の生き様などに想いを馳せる、夫婦で語り合う楽しいひと時だ。
歴史の前に佇むと人間の小ささを思い知る。人生どんなに生きても精々百年、歴史は移り変わろうと脈々と二千年以上の時を刻み壮大な絵巻を描き出す。道に迷えば先人に答えを求めるのも一理、同じような過ちを繰り返している筈だ｡処世術や解決策を思い浮かべると案外、抱える悩みや苦しみも和らぎ抜け出す突破口を見つけられるか知れない。そう言った意味では、過去は今と未来を解き明かす玉手箱！？だから人は歴史を訪ね、声なき先人達に問い掛け続けるのだろう。
今年は孫誕生が続き夫婦旅もおとなしく。３月に弘法大師の高野山を訪れたが、今度は名古屋の末娘の出産に合わせ夏休み頃に伊勢神宮、令和改元の祈願も兼ねて参拝したいと思っている。ますます探訪の欲は深まりそうだ。ＧＷは近場に限る！昼から｢博多どんたく港まつり｣フィナーレでも覗きに行こうと夫婦で決めた。
