【世相一言】未来に立ち向かうマンゴー世代！

久しぶりに出張先で若い人達とディスカッションする機会に恵まれました。さすがにネット世代はTwitterやFacebookなど情報量も豊富で、就職や将来のことなど真剣に考え彼らなりに頑張っていましたね。それなのに我々バナナ世代はというと！？

企業というパイの数も雇用も拡大せず就職戦線は完全に買い手のサジ加減？定年後も再雇用を希望する熟年層と、どうにか仕事に就きたいと職探しに明け暮れる若年層の売り込み合戦！？年金の受給年齢の引き上げで定年後も働かなくてはと企業にしがみく熟年世代が増え、そのため新規採用を見送る企業も増加しさらに若年層には超狭き門になっています。企業としては、即戦力にならない素人雇い入れるより大幅賃金カットを承知で働いてくれる熟練者の方がいいというのは当たり前でしょう。しかしそんなことでいいのでしょうか！？経営の使命は納税と雇用で、収益を上げてしっかり税金を納め、もっともっと雇用の機会を作ることじゃなかったのでは！？忘れてもらっては困りますよね。

雇用問題だけでなく増大する国の借金、高齢化に伴う年金介護の問題、自然破壊による異常気象などの長年のツケ清算にマンゴー世代が立ち向かう未来は酷しすぎるとしか言えないようです。「あと何年生きているのだろうか？その残された人生で自分は何を成せるのか。小さく固まりかけている事を恥じる。頑張る人の足を引っ張って結果を平等にするのはおかしい。」(孫正義)