徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

早合点の平城遷都祭?で見かけた老夫婦

2010年04月01日 | 旅の日記
大阪出張の折、平城遷都1300年祭を期待して奈良に足を伸ばしました。冷たく澄みきった空気が張りつめ、京都の華やかさとはまた違った古都の風情がありますね。ただ、平城遷都のイベントは4/24~ということで少しがっかりでした。きっと「せんとくん」フィーバーで大勢の観光客が訪れることでしょうね。

お恥ずかしながらこんな詩を詠んでみました。

木立の間を抜けてさえずる小鳥
日だまりの花つぼみ、遠くに往来の車
人は立たずみ、大木見上げ脊筋を伸ばす
春の温もりはこんな奥深い樹齢の中にも差し込むのか
遠い史跡を訪ねた足音だけが時の道標に刻まれる
人々の語らいがこの林を抜ける時
決して走ることも、叫ぶこともない鹿が動き出す
自然と動物と人間が調和して未来へと続く古都の春
                              
東大寺大仏殿や正倉院、二月堂、春日大社など一歩一歩踏みしめながら散策してあらためて歴史の重みをかみしめました。学生時代はよく来たものですが、年月も経ち、あの当時の途切れた記憶の糸を手繰るのも無理なようです。
団体の旅行客や外国人観光客に交じって、愛おしみながら歩く老夫婦の後ろ姿が印象的でした。リュックを背負って寺院巡り、ご主人の写真撮影を傍らで待ちながらひと休み、元気な内の思い出旅?なんでしょうか、いいものですね。

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