
休戦中のコロナ禍だが生活リズム変わらず不要不急の外出は今も避けている。仕事(出張)以外は買い物(食品買い出し)と通院(妻の送迎も)ぐらい、それでも外に出たらストレス解消になる。黙浴ならいいだろうと、今年一年を洗い流すため久しぶりに近くのスーパー銭湯「ふくの湯」に出掛けた。
「黙浴とは、乳児を入浴させる沐浴ではなく、会話することなく食事する黙食でもない。心得は浴場で誰にも近寄らず喋ることなく独り世界を愉しみ心身共に癒すことである。」
10枚回数券を購入して入館、ロッカーで服脱ぎ周囲視ながらマスク外す。意外と入浴客は多く内湯の大浴場やジェットバスなどを梯子、血流改善の効能もある炭酸大浴場に約20分、それからお目当ての露天の醍醐味、大浴場・寝湯・塩サウナ・・・お気に入りの樽風呂で両足上げしばし浸かる。長椅子に寝転ぶと温まった身体に北風が吹き付けて身が引き締まる思い。一年を振り返り何もかも消去して頭は空っぽ状態、時間だけが音もなく過ぎて行くようだった。