昨晩、雪の山陰から帰ってきました。
一面の銀世界、外気温零度、九州では稀な体験で出張合間の日曜日はもうウキウキ
でした。鳥取県境港は荒々しい日本海
が迫りくる半島の先端、松葉カニで有名な漁場の町です。まずは腹ごしらえと、地元の人気店、いつも行列が絶えないという磯の香り「峰」で海鮮丼をいただきました。出張先ならではの贅沢。お造りの刺身は味も食感も絶品でしたね。
吹雪舞う中、町を一周しましたがさすがにこの寒さで閑散と人通りも少なかったようです。唯一、カニ市場の「境港さかなセンター」だけは大勢の客
で賑わっていました。この人達は遠方からの観光客？正月準備の買物客？私のような見物客？なんてどうでもいいことですが、しかし、穴場をみなさんよくご存知ですね。
繁昌の理由は漁場、旬、獲れ立て、直売でしょうか
新鮮な海の幸
、真っ赤に茹でた松葉やズワイの大小のカニ、カニ、カニづくし。氷を敷き詰めたケース越しに店の人の呼び込む声、活気にあふれた威勢のいい掛け合いが響き渡ります。例年になく水揚げ量が減ってるとのことで価格は高騰、そのためか客の割に購入する人が少ないようにも思えます？定かではありませんが。
カニは冬の食卓の花、しかし今年は庶民にとって高根の花のようですね。出張も利用しての好奇心旺盛な探訪旅、止められませんね。趣味と実益兼ねて今回も
グッドタイミングでした。
