徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

販路開拓、売れない時代はもっと知恵絞って

2009年12月18日 | 仕事モード
地元福岡の販路開拓支援相談会が福岡県中小企業振興センター会議室であり、今年も相談員として名を連ねさせていただきました。主旨は中小企業が開発した新商品、新サービス等について、大手商社や量販BY、マスコミ、Webコンサルタント、支援機関等の販路開拓相談員が、BtoB BtoCの2グループに分かれてプレゼンを聞き、その販路開拓の進め方などの相談とアドバイスするというものです。私はBtoCの担当で、今年も5社程の参加がありました。

今回はドレッシングや焼酎、アルバムから配送資材、冷暖房装置まで面白いと思えるアイデアや奇抜な発想、ちょっと売りにくいのでは?と思える商品もあり、一応に様々な工夫がありましたね。プレゼンも生活者ニーズを意識した提案で、皆さん真剣でしたが、残念ながら供給側の発想で需要側の視点がまだまだ少ないようにも思えました。

どんな奇抜なアイデアも生活者に受け入れられなくては愚の骨頂なのです。狙いはニッチマーケットでしょうし、ターゲットを絞り込み、コンセプトを描き、明確なブランドづくりが最低不可欠です。そしてハゥトゥは生活者への動機づけとしての表現方法、伝え方が最重要という訳です。Webに見られるハゥトゥ・オンリーではまずは売れるはずもありません
プロダクトドリーム(商品ありき)は終わり、まさにマーケットイン(生活者ありき)が主流の時代。だからどんなに素晴らしい「モノ」を開発しても、「コト」(生活者ニーズ)が伴なわなければ難しいでしょうね

開発商品などの販路開拓に困っている中小企業さんは多いはずもっともっとこういう機会があればBtoCだけでなく、BtoBにも紹介できるのですがね但し条件として、最終的に生活者の利益や満足、喜び、幸せにつながる販路拡大ならば積極的にお手伝いさせていただきますよ。

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