徳ちゃん繁昌リポート

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【地方巡り路】やっと行き着いた平戸生月島

2015年05月22日 | 出張先々
長崎県平戸の先端に伸びる島が今日紹介する生月島です。おそらく所在も名前知らない人が結構多いかもですが、南北約10km・東西約2km、南北に細長い形をしていて人口は7千人ほどの小さな小さな島なのです。

辰ノ瀬戸の最も狭い部分は約700mでここに平戸と結ぶ生月大橋があり、わずか400mぐらいでしたか当時は高すぎる料金だったことを憶えています。隠れキリシタンの聖地でもありますが、島の東側はゆるやかな丘陵状になって一方、東シナ海を望む西側には断崖が随所にあり、施設や民家はほとんどが島の東側に集中しています。お勧めのスポットとしては100mほど切り立つ断崖の上に建つ白亜の無人灯台、見渡す限りの大絶景の「大バエ灯台」です。それに高さ20~30mの断崖が500m程続く柱状節理(ちゅうじょうせつり)と呼ばれる「塩俵の断崖」も見応え十分です。牛の放牧地といった手つかずの自然が残り、壮大な景色を見せ、その海岸沿いを約10kmに渡って走っているのが「サンセットウェイ」、東シナ海に沈む大きな夕陽はまさに絶景の美しさですね。島の真ん中にあるこじんまりとした「くらた別館」に宿泊。釣り人や工事関係者が泊り客、ビジネスマンはいないような?夜は地元生月島の青年団の皆さんとアゴ(飛魚)や旬の魚介類を肴に酒盛りでした。

ちなみに生月という島名の由来は遣隋使・遣唐使の時代に中国から日本へ帰国する旅人が船上からこの島を見つけると、無事に帰ってこられたと安心してホッと息をついたことから生月(いきつき)と名前が付いたそうですよ。そうそう、車で片道4時間強?福岡から薄暗い朝に出発して行けども行けど着かない遠い辺ぴな地、生月大橋が見えた時にはやっと行き着いた(生き月た)と安堵感、ほんと遠かったですね。


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