
内部留保して笑いが止まらない大企業、9割以上を占める中小・零細企業は経営悪化に苦しんでいるという現状だ。値上げで売上不振、円安、原価や経費も上がり営業利益は減少?おまけに人手不足?資金調達に駆けずり回るも厳しい現実が変わる訳はない。

2024年の企業倒産件数は前年比16.5%増の9,901件で、3年連続で最悪。業種別の倒産件数はサービス業が2,547件(前年比21.3%増)と最も多く、小売業(2,087件、前年比17.0%増)、建設業(1,890件、前年比13.1%増)、飲食業(894件、過去最高)と続く。倒産要因は言わずと知れたことだ。

2月の収入に対し12月分(当月支払予定)の仕入と経費及び返済額が超過、自転車操業もここにきて最悪の状態になり支払期日の月末が迫っている。赤字決算でもキャッシュフローさえ回れば商売は続けられるのだが運転資金が足りず。あとの手立ては支払ジャンプか金融機関のリスケ?取り分け2月の資金繰り計画書と支払計画を再考する必要がある。何としてもこの2月を乗りきりたいものだ。