徳ちゃん繁昌リポート

《あなたの笑顔が周りを幸せに、ひと言が一人一人を元気づける》

寒い寒~い日のスーパー視察の成果は

2010年01月14日 | 仕事モード
寒気団の南下でなんと積雪、めったにない天候で飛行機もかなり遅れて待ちぼうけでした。
クライアント先の社長を福岡市内のスーパーマーケットへお連れする約束をしていました。都市高は全面通行止めでスケジュールを変更し、空港近辺をお連れしましたが、吹雪で車の視界も悪く、ほんと安全運転でしたよ。雪の中の運転って恐ろしいですね。

まずは腹ごしらえ。博多はラーメンでしょという社長のひと言で大宰府インター入口の超有名店「一風堂」へ。昔からの繁昌店で駐車場も満車で、やっと入っても順番待ちでした。ただ、博多の細麺も、油っ濃く、しっこい味付けは私達の年代にはちょっと抵抗あり?でしょうか。

その足で、6年程前まで指導先でした、「一風堂」からすぐ近所のスーパー「エル5」に行きました。主要道路から少し入った住宅地の立地、目立たない看板はいまでも改善されずに通り過ぎてしまいました。スタッフの顔ぶれは変わってましたが、さすがに売り場やレイアウトはほぼ以前通りで、品揃えや演出技術などは数段上達したみたいですね。業績もまずまず順調のようでした。ただ消費者欲求の高次元化の中、変化にちょっと遅れ気味ではと感じました。

近隣スーパーの視察は、生鮮特化型、生鮮市場型、劇場演出型、ディスカウント型、ローコスト型などまったく異なる店舗を回りました。勿論、どこも地域No1の繁昌店です。超鮮度やこだわりの品揃え、驚く集客力、前年売上130%のスーパーなどさすがです
他の地方都市の同一的なスーパー展開と見比べて、福岡の中堅スーパーはそれぞれに特徴と得意分野があり個性あふれる店舗が多いようです。店舗立地や客層を意識した業態スーパーなのかも?その中で様々な売場構成、レイアウト、演出方法、見せ方、売り方などを拝見しましたが、商圏規模や人口は違えど繁昌店の要件にはある種の一定の共通項があるようですね。お連れした社長もそのことに少し気付かれたようでした。
そして、大手量販店が同質化競争を繰り広げる中、狭小商圏で、変化しながら客ニーズに応え続ける小資本スーパーの意地と心意気をあらためて見たような気がしました。

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