毎年の事、仕事習慣が抜けきれず年の瀬のスーパーマーケットを見て回る。新聞購読が減り大紙面のチラシこそないが、そこは繁忙期、半分醒めた好奇の心を取り戻し、昔みたいな祭り騒ぎを期待した。
しかし残念ながら殆どどこも例年同様のモノ売り。正月商材も売場演出も、高騰した価格も大して変り映えしない。変ったのは従業員のココロ?当時は徹夜で売場づくりをしたものだが、今やローコスト・オペレーション、黙々とワーカーに徹し、声も姿もないセルフ、年の瀬という気迫も情熱も伝わってこない。客を楽しませるアミュージングの仕掛けすらないのだ。
十箇所近く回ったが店内入る以前に駐車場で勝ち組と負け組は明白。集客店はガードマンがてんてこ舞いで車整理、景気は上向き?勘違いしてしまいそうな繁盛ぶりだった。
今年もあと一日、いろいろあったが来年こそ安心できる年になって欲しいものだ。良い正月を!元旦にお会いしよう。