6年目の「障害者教室」も折り返し、知的障害や精神障害の訓練生が真剣に学んでいる。親元を巣立ち立派な社会人になるための一年間の訓練の場、引きこもりとか学生気質など捨て就職にまっしぐらと行きたいところだ。
オリエンテーションでは働くモチベーションを高め、まずはコミュニケーションスキルを磨く!お辞儀や挨拶、態度、応答の仕方、販売姿勢などをロールプレイング形式で繰り返す、今も身体で覚えて . . . 本文を読む
「天使のささやき」とは寒い地で一定の条件が揃うことで見られるダイヤモンドダストのこと。雪の粒が粉塵になり空気中でキラキラ輝く細氷現象、極寒の中で遭遇する幻想的な光景は勇気と偶然をもたらすこともある。
『逆境とは、天が宝石を磨くダイヤモンドダストである。』 (トーマス・カーライル)
ダイヤモンドダストは身近にも存在!?逃げ場なきどん底の時、妻の優しい笑顔とひと言で . . . 本文を読む
受験シーズン真っ只中、誰しも経験したラストスパートの辛い冬は昼と夜が逆転していた。半世紀以上経てば思い返しても殆どが忘却、当時は希望と不安の狭間、現実の焦りで岩壁に立ちすくんでいたのかもしれない。
『何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く。』(高橋尚子)
こんな時こそ、応用&難問も必要だが将来も成就したいなら深く「基本」を極めることだ。 . . . 本文を読む
知的障害者の雇用能力開発校の教室「総合実務科」、文言より身体で体験する実習型スタイルに初めは戸惑っていた生徒達もすぐ打ち解けて4ヶ月が経過、一人の落ちこぼれなく無事に最終回を迎えようとしている。「育てられ生かしてもらった社会に恩返しの番!手弁当ながら今年もやり遂げたことに安堵感を覚える。一期一会の短い縁でもまたいつかどこかで遇え . . . 本文を読む
昨日までの猛暑とは打って変って気温も下がり長袖がちょうどいいと感じる秋の気配。1時間ほどJR快速に揺られ到着駅からは送迎の車で「職業能力開発校」に向かう。車窓の見慣れた景色を目で追っては今回のカリキュラムのイメトレ真っ最中といったところ。『この教室でもう一人の眠っている自分を見つけよう!障害ハンディあろうと探し出せ . . . 本文を読む
初回のオリエンテーションは自己紹介とカリキュラム説明、そのあと仕事の心構えや職場ルールなど習得、性格診断やクイズで生徒の緊張感ほぐし和やかになる。仕事に興味を持ってもらうため日常利用しているスーパーやコンビニ、その他の小売店を描き出すゲーム、男女対抗でさらに盛り上がっていた。
今日は接客単元で挨拶の仕方から言葉づかいや販売姿勢までこと細かく「接客五大用語」を一人ひとり唱和して客と . . . 本文を読む
自分なりの「社会の恩返し事業」、今年も障害者雇用能力開発機構の教室が始まる。対象は軽度の知的障害者で例年なら中高年の生徒もいるが本年度はバリバリの20歳代ばかり、若い世代の話題や若者言葉もマスターしなければならない。孫の世代ということでジェネレーションギャップ?多少不安もある。
障害者の雇用に繋げる能力養成、引きこもりや意思疎通も会話も苦手な障害者が殆どのため座学形式でなく作業現 . . . 本文を読む
今年も引き続き「障害者教室」から講師依頼、ビジネスライフの集大成として世の中に何らかの形で役立ちたいと、それが長年培った仕事キャリアを生かせるのだからこの上もない。幅広い知識と経験を分かり易く伝えるのは誰にもできることではないかも知れない。
『人生は胸躍る。そしてもっともワクワクするのは人の為に生きる時。』(ヘレン・ケラー)
受講生は軽度の知的障害者、年代は千差 . . . 本文を読む
入社のお祝いに一言伝えておきたいことがある。石橋を叩こうと叩くまいと誰もが持っている可能性を信じること。失敗したくない?ごもっともな話しだが転んでもリベンジの気持ちがあれば可能性は残る。失敗しなければ人は育たない、但し同じ失敗も三度までと肝に銘じることだ。
『あなたの唯一のライバルは自身の可能性である。
あなたの唯一の失敗は自身の可能性に生きないことである。』
( . . . 本文を読む
世の中の格差は益々拡大しつつあるが富裕層が誰しも幸福、貧困層が不幸だとは限らない。病弱でも運に見放されても負けないと頑張っている人は多い筈、心の持ち方次第で幸・不幸は決まるようだ。名も知らぬ花に「おはよう」の挨拶、互いの元気を確かめ合う。
『人を手伝い人に支えてもらえる。優しさ送り笑顔にしてもらえる。人を信じて充実する今日を生きる。こんな幸せに理屈は要らない。』(詠み人知らず)
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比較的短かった4ヶ月間、予定通り全員参加の授業を楽しく進めている。ひとつひとつの実習を真面目に取り組んでくれる訓練生,教え甲斐もある。総合実務科は担当の小売教室の他、パソコン、袋詰め作業、清掃業務、それに運動兼ね農業体験などで来春の就職に繋げるのだ。
雇用状況を産業別にみるとトップが製造業、2位が卸売・小売業、続いて医療・福祉への従事となるが、製造業はコスト安の海外へシフトし採用 . . . 本文を読む
知的障害者教室も既に半分、訓練生は月2~3回の授業で専門知識や技能を優しく習得中といったところ。本校の先生から訓練生の評価は「授業が面白い!」と聞いて嬉しさ込み上げてくる。ただ訓練生の一人が落ちこぼれ?就職するという目標を忘れていたのか背中押すとやる気が出てきたようだ。
『世界で最も哀れな人とは、目は見えてもビジョンのない人です。』
(ヘレン・ケラー)
口頭で . . . 本文を読む
これで4年目となる障害者教室が始まった。生徒さん達は中年から若者・女性もいて年齢もマチマチ、共通するのは知的障害者の軽度、いろいろな個人的病状や持病は触れてはいけない。とにかく接し方やその他センチメンタルな面に一番気を遣う。
最初はオリエンテーションでそれぞれに自己紹介とやってみたい仕事などを発表。仕事に興味を持つ意味からゲーム感覚で近所の店や行ったことのある店を紙に書き出しても . . . 本文を読む
7月から10月までの教室の日程表(案)が届いたがスケジュール重なり調整が必要なようだ。殆どボランティアの域だが社会貢献の一環として常に強い気持ちで引き受けている。これで4年目、卒業生の働く職場も気になるが、いつまでも外部講師に頼らずそろそろ指導テクニックを盗んでもらいたいものだ。
コミュニケーションが困難な知的障害者相手にスーパーマーケットの接客・販売姿勢から陳列技術や補充・メン . . . 本文を読む
現場での営業セオリーも大事だが、帰社後の実績記入、活動実績、案件リスト、顧客情報・管理、営業分析などデスクワークは盛沢山、これも客(得意先)の利益のためと思うと疲れも吹っ飛んでしまう。会社の儲け?最後に客から授かるものだ。それを怠れば目先だけで先々のリピートには続かない。 『耳は2つあるが口は1つしかない。これで人間を創った神の意図はわかるだろう。人の話 . . . 本文を読む