今年の冬は、「冬将軍」が大暴れです。北海道岩見沢市では197cmという記録的な大雪で臨時休校になりました。冬将軍とは「冬の厳しい寒さ」を擬人化した表現です。
1812年フランス皇帝ナポレオンの率いる軍隊がモスクワに突入した際、厳しい寒さと積雪に悩まされて撤退を余儀なくされたことをイギリスの記者が「general frost(厳寒将軍)」と表現したことが語源だそうです。
ロシアの人たちも厳しい寒さを「冬将軍」と呼ぶのでしょうか。
呼びません。そのかわりに「マロース」という言葉があるそうです。
マロースとは雪の毛皮をはおり、氷の靴を履いた、白ヒゲの老人だそうです。見るからに冷たそうな人ですね。
ロシアではこの老人が厳しい寒さを運んでくると信じられていたようです。
「マロースじいさん (ロシア民間伝承)」
マロースじいさんは、厳寒おじさんとも呼ばれ、ロシアのクリスマスに欠かせない、サンタクロースのような存在だそうです。
ジェド・マロース(Дед мороз、マロース爺さん:マロースとはロシア語で「吹雪」「寒波 」という意味)、それが、妖精伝説と結びつき、擬人化されていったといわれています。
その「マロースじいさん」は、生きているもの総てを凍りつかせてしまう恐ろしい力の持ち主でした。
ところが、ある日出会った娘の優しさにふれて、その娘を凍りつかせる代わりに、金銀などの財宝や、美しいドレスを与えました。
これがサンタクロースの贈物と結びつき、ロシアの子供たちに広く親しまれる「マロースじいさん」となっていったようです。
このマロースじいさんロシアでは1月7 日に来るそうです。
農民達は春の作物が寒害にあわないことを祈って、お供え物をするそうです。
日本における冬将軍は、北極気団(シベリア寒気団)のことをさします。冬になると周期的に南下して、日本海側に強い降雪をもたらします。
したっけ。
ロシアでは、マロース爺さんですか。
サンタクロースにそっくりですね。
197cmとは。。。
お住まいの皆様、本当に大変ですね。
なかなか平等にはいかないものですね。
そうですね。人間の考えることは、そんなには違わないのかもしれませんね^^
したっけ。
映像をニュースで見ましたが、家が埋まっていました。
したっけ。
誰でも、優しい娘さんには弱いんじゃないですか・・・。
したっけ。
毎日を送るだけでも
言葉では言い表せないほどのご苦労でしょうね。
長い長い冬が辛そうです。
岩見沢の大雪は、家から出られない方もおられたとか・・・事故、怪我、火災など、緊急を要する時の対応もおくれそうで、不安でしょうね。
自衛隊が出動すると、聞きました。
早く排雪が進んで、落ち着いた生活ができるようになるとよいですね。
「マロース」じいさん。初めて聞きました!色々な伝承があるのですねー。
お年よりは家から出られず食べ物にも困っているようです。それと、家が潰れるのではないかという恐怖・・・。屋根に雪がつもりと下手の戸やドアが重みで開かなくなります。
連日、屋根の雪下ろしの転落事故死のニュースが流れます。
大変です・・・。
したっけ。
マーロス爺さん。面白い伝承ですね。
そちらも雪は多いでしょう。十勝は少なくて助かっています。
したっけ。