八重山吹に続き、本日二回目の更新です。
イソツツジ(磯躑躅)イソツツジ属. ツツジ目 ツツジ科.
学名:Ledum palustre var. diversipilosum.
花 期:5~6月
背 丈:1~2m
生育地:亜高山~高山帯の火山灰台地、草地など
昔、エゾツツジと呼ばれていたものが、どこかで間違えてイソツツジとなりました。それが北海道に多くあることから、エゾイソツツジと呼ばれるようになります。イソはエゾが転化したもので、さらにエゾを付け加えてしまったわけです。今ではイソツツジの名が一般的です。
火山地帯、それも他の植物が生育できないような硫黄分の強く残る火山灰台地などに好んで生育します。
道内では、川湯温泉近くの硫黄山のものが有名ですが、ニセコ山系も火山活動による形成ですからたくさん生育し、至る所で目にすることが出来ます。
大雪山系などの高山帯には、葉が細く、花も小さいヒメイソツツジ(背丈20~30㎝)が生育しています。
山に生えているのに、磯躑躅(イソツツジ)とはこれいかに?
海で獲れるのに、河豚(フグ)というが如し・・・。
したっけ。
そうなんです。蝦夷は結構間違えられています。
「トウキョウトガリネズミ」という北海道にだけ生息するちいさなモグラの仲間がいます。これは、「蝦夷」が「江戸」と間違えられ「東京」なりました。
したっけ。
そうですね。躑躅も石楠花も同じツツジ科ですから。それにしても区別がつきませんね。植物の環境に順応する力はすごいですね。
したっけ。
この花、何も説明ないと、しゃくなげだと思ってしまいそうです。つつじなんですね。園芸種のつつじやさつきなどあまり美しいと思ったことがないんですが、この花は清楚な感じでいいですね。硫黄を含む土地に群生するなんて強い植物なんですね。
イソツツジ。小さくて可愛いですよ(^^
したっけ。
イソツツジ初めて知りました。
白い花で可愛いです。
北海道は珍しい花があり
楽しませていただいています。
イソツツジ、可愛いでしょう。
山吹は丈夫で放って置いても毎年咲いています(^^/
したっけ。
ひとつひとつが可憐なイソツツジ。
パーッと人目をひく山吹の花。
どちらも甲乙つけがたいきれいなお花☆彡
山吹って生息地がすごく広範囲ですねえ。
昔、実家にも咲いてました^^