ヤマブキ(山吹) バラ科 ヤマブキ属
学名:Kerria japonica f. plena
花期:春 4月から5月
北海道から九州にかけて分布し、山地の谷筋などに生える樹高は1、2mの落葉低木です。
海外では、中国にも分布する。
葉は卵形で、互い違いに生えます(互生)。
葉の先は尾状に尖り、葉の縁は不揃いな重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)です。
新しい枝先に黄色い花を1つずつつけます。
花径は3㎝から5㎝くらいで、花びら(花弁)は5枚です。
八重山吹(ヤエヤマブキ)はその品種の1つです。ヤマブキの花は本来一重で、八重咲きは奇形で、雄蕊と雌蕊とが変異して花びらに変わったものがです。
八重山吹は雄蕊がありませんから花が咲いても実はなりません。
室町時代、川越領主の太田道灌が里(現在の埼玉県越生町あたり)にいる父を訪ねた折の話。鷹狩りに出た道灌が、ひどい雨に降られてしまい、簑でも借りられまいかと、近くの農家に立ち寄りました。
すると一人の少女が出てきて黙って「山吹の花」を差し出したのです。太田道灌は、立腹しその花を城に持ち帰り、このことを家臣に話しました。家臣は、少女の意が、山吹の花にちなんだ古歌「七重八重 花は咲けども 山吹の実のひとつだに なきぞ悲しき」になぞらえ、「蓑ひとつだに、なきぞ悲しき」にあったことを教えられます。
道灌は、少女の機知にいたく感心するとともに、自分の教養の無さを恥じ、その後大いに学問に励み、文武両道を備えた名君といわれるようになったそうです。
山吹といえば太田道灌というくらい知られた話です。この話の凄いところは、その少女が古歌を知っていたこと。家臣が主人の恥ともいうべきことを教えたこと。道灌が素直に反省したこと。三者三様の優れた話なのです。
太田道灌は江戸城を築城した武将として有名です。
したっけ。
お花、可愛いですね♪
黄色って、疲れている時にでも、元気が出てくるような、そんな
気がする元気色ですよね(^^)
なんだか最近、疲れ気味のワタクシには、ピッタリです。
素敵なお花を見させて頂き、ありがとうございました(^^)/
お疲れですか~
ヤエヤマブキの黄色、鮮やかでしょう(^^/
したっけ。
田端のほうにも道灌山というところがありますし、早稲田に山吹町というところがあるので、私は山吹の話はてっきり早稲田の出来事だと思っていました。
太田道灌に関する話は各地に残っているそうです。同じような話もあるとか・・・。
道灌が庶民に愛された武将であったことの表れだそうです。
したっけ。
こちらは薔薇やアヤメやショウブが咲き、初夏と言う感じになってきました。
暑かったです。
北海道も暑くなってきたんですが、5月が寒すぎたせいでやっと春の花が咲き出しました。
したっけ。