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「列火(れっか)の漢字」について考える

2011-02-21 09:05:14 | 漢字・文字

れっか[くわ] 1 【列火】

漢字の脚の一。「烈」「然」などの「<shapetype id="_x0000_t75" stroked="f" filled="f" path="m@4@5l@4@11@9@11@9@5xe" o:preferrelative="t" o:spt="75" coordsize="21600,21600"> <stroke joinstyle="miter"></stroke><formulas><f eqn="if lineDrawn pixelLineWidth 0"></f><f eqn="sum @0 1 0"></f><f eqn="sum 0 0 @1"></f><f eqn="prod @2 1 2"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelWidth"></f><f eqn="prod @3 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @0 0 1"></f><f eqn="prod @6 1 2"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelWidth"></f><f eqn="sum @8 21600 0"></f><f eqn="prod @7 21600 pixelHeight"></f><f eqn="sum @10 21600 0"></f></formulas><path o:connecttype="rect" gradientshapeok="t" o:extrusionok="f"></path><lock aspectratio="t" v:ext="edit"></lock></shapetype><shape id="_x0000_i1025" type="#_x0000_t75" style="WIDTH: 12pt; HEIGHT: 14.25pt"><imagedata o:href="http://i.yimg.jp/images/dic/ss/daijirin/g6529.gif" src="file:///C:DOCUME~1OwnerLOCALS~1Tempmsohtml11clip_image001.gif"></imagedata></shape>」の部分。れんが。

〔補説〕 漢和辞典では一般に「火」(四画)部に配列される

大辞泉

Photo_2

(象形)燃えあがっている火の形。

甲骨文字の形は、炎の全体の形をあらわしていますが、今の火の字の形は、上に火の粉を散らした形になっています。火は「ひへん」として使われ、火や熱に関係する焼(火でやく)・灯(ともしび、あかり)・燃(もえる、もやす)などの字が作られています。

またほかの字の下について照(てる、てらす)・熱(あつい)・烈(はげしい、やく)などの字が作られています。この「灬」は「れっか(列火)」、また「よつてん」といい部首別では「火」の部に含まれます。

Photo_3

」は火の上の部分をゲイと読みその転音がネツで、「あたたかい」の語原からきていて、火のあたたかさの意。

「熱」の上は、人が座って植物を植えている様子だそうです。直接に意味はつながりませんが、読み方を使っているそうです。「埶」=形声。「灬」(火)+音符「埶」(ゲイ:蓺の元字)。

土を良く耕して、植えた作物が勢い良く育つのと同じように、火が勢い良く燃える様子からできたそうです。

Photo_4

」は火の上に「焦」の上の部分を三つ書いた字が語原で、その上の部分はソウと発音し「傷つく」の意でそこから、火にやかれて傷つく意になったそうです。こげて収縮する

焦げるは、鳥を火の上でちりちり焦がして焼くことを表しているそうです。

Photo_6 「集」という字は隹の部分が鳥を表し、木の上に鳥が集まった様子を表しているそうです。組合せを変えると「焦」という字になりますが、これは火の上に居る鳥が熱くて焦っている様子を表しています。

Photo_7

」の4つの点も「火」の点です。下から火が燃えて、煙突に「すす」がついている様子を描いた字です。だから、黒の点も火を表しています。

Photo_8

」は、ももともとは「舞」という意味でした。着物のたもとに鳥の羽を持って踊っている様子からできました。神の前で舞をまって「ないもの」をねだること。そこから「ない」という意味になりました。舞の意味がなくなったので両足の形に変えて、「舞」の字を新たに作りました。「無」は「舞」の原字です。

Photo_9

」と言う文字も、列火の部分は火ではなく、魚の「尾鰭(おびれ)」を表しています。

「無」は部首別では「火」の部ですが、「魚」の場合は「魚」の部になっています。漢字は奥が深いですね。

Photo

したっけ。

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
都月さん、こんにちは♪ (イチゴッチ)
2011-02-21 18:00:09
都月さん、こんにちは♪
いつもありがとうございます。

漢字の成り立ち・・・面白いですねぇ。
こんな風に覚えると覚えやすいですね。
子どもが漢字を覚える時に説明してあげると覚えやすいでしょうね。(^^v

最近では、パソコンや携帯で変換するので
いざ書こうとするとなかなか出てこないことがあります。
自分の手で書いておかないとダメですね。>v<
返信する
感じが凄いんじゃなくて人の表現方法が凄いのでし... (メルポポ)
2011-02-21 20:36:10
感じが凄いんじゃなくて人の表現方法が凄いのでしょうか?何でもこの考え方で行くと感じは無尽蔵に作られるらしいですね。
人間は凄いなぁ。
返信する
イチゴッチさん (都月満夫)
2011-02-21 21:06:15
イチゴッチさん
成り立ちは面白いんですが、本当に漢字は書けなくなりました。
したっけ。
返信する
メルポポさん (都月満夫)
2011-02-21 21:09:30
メルポポさん
漢字は表意文字ですから、アルファベットのような記号ではありません。そこが、素晴らしいと、私は思います。
したっけ。
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都月さん こんばんは♪ (柴犬ケイ)
2011-02-21 21:34:16
都月さん こんばんは♪

今日も勉強させられます。
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本の題名間違えてました。 (チャコのコーヒータイム)
2011-02-22 09:33:57
本の題名間違えてました。
以前テレビでこの漢字の成り立ちの文字の意味が怖いのありました。[E:coldsweats01]
ホントは怖いお伽話じゃないけど、怖いのもありますね。
でも、何の字だったか忘れちゃった。
怖いものやいやな事は忘れるようにしてますから。[E:coldsweats01]
返信する
柴犬ケイさん (都月満夫)
2011-02-22 10:03:39
柴犬ケイさん
私が勉強しているのですから・・・。
したっけ。
返信する
チャコさん (都月満夫)
2011-02-22 10:12:39
チャコさん
それは多分、「赤」という字か「方」と言う字ではありませんか?
「赤」は、人が火炙りにされている形。「方」は人が吊るされている形です。
したっけ。
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