中華料理店へ行くと「福」の字を逆さにして壁に貼ってあるのを見かけたことはありませんか。これを「倒福(dào fú)」というそうです。
「福」などの縁起の良い文字を逆さにしてあるのは、「福」を呼び込む為の意味があります。
この意味は「福」を逆さにすることで「福が天から落ちてくる、降ってくる」というように見えませんか。そのため、福が天から降ってくるという縁起担ぎなのです。
また、逆さにする事を中国語で「倒( dào)」と発音するそうです。同じ発音の「到( dào )」と掛け合わせて、「福倒了(fudaole)」で「福が逆さ」ということを、「福到了(fudaole)」の「福が来た」という意味に捉え、縁起の良い物としているのだそうです。
いわば、中国版の駄洒落です。
宋代に記された『夢梁録』に“洒掃間閭、去塵穢、浄庭戸、換門神、掛鍾馗、釘桃符、貼春牌、祭祀祖宗”
との記載があり、“春牌”が赤紙に“福”の字を記した倒福であり、現在確認できる最も古い倒福の記録である。
ウィキペディア
また、「倒福」の由来にいくつか説がありますが、みな登場人物が違うだけで同じようなものなので、ひとつだけ紹介します。
■恭王府説:
清の時代、恭王府(皇族などの邸宅)の召使いが、傭人頭(地主や官僚などの家の執事)から春節の前夜、邸宅の門と倉庫に福の字を書いた大きな紙を貼るように命じられました。
しかし、召使の一人は字が読めなかったために、この福の字を書いた紙を逆さまに貼ってしまったのです。
これを見た恭夫人は大いに怒って、その召使いを罰しようとしました。ところが傭人頭は非常に聡明で機転が利く人間だったので、怒る夫人に対してとっさにこう返答しました。
「今や人々は口々に、この門を見ては言っております。見ろ、恭王府の門に大きな福が来ている(福到了)と・・・」
これを聞いた恭夫人は大変気をよくして、罰するどころか傭人頭と召使いに褒美を与えたそうです。
以来、人々はこれを真似て「福」の字を逆さに貼るようになったそうです。
日本にも「一二月一二日」の字を書いた紙を逆さにして玄関を入ったところに貼っておくという風習があるそうです。この風習は京都の旧家などで残っているそうです。
これを、「逆さ札」と言いまして、泥棒除けのお札だそうです。
12月12日は、大泥棒の石川五右衛門が鴨川三条河原で釜茹にされて処刑された日といわれ、このお札を玄関の戸口の上に逆さまに張ると、泥棒除けになるといわれ。ています
札を逆さまに張るのは、天井から入ろうとする泥棒に見やすいようにといわれています。
12月12日12時に、12歳になる子どもに「12月12日」と紙札に書かすと効果があるとか、12月12日生まれの女性に書いてもらうと効果があるといわれています。
したっけ。
さっそくうちも試してみようかしら^^
でも、未来はやっぱり自分で開かないといけないんでしょうね(*^_^*)
そうですね。
しかし、漢字の国ならではの発想が面白いですね^^
したっけ。
貼ったら何かいいことあるかなあ。
ないです~観たこと!
え~!?
4月1日の続き~!?
では・・・なくて!?
何で私に、そんな良夫賢父みたいな人が現れないのかしらん?
何ちゃって、福を逆さまにする由来は商売繁盛じゃなく、泥棒よけと、宣伝みたいなものなのね
またまたマメ知識を有難う♪
「?????」福がさかさまなのはなんで?って
思っていたのです!
そういう意味だったのですねー。
すっきりしました(^∀^*)
ありがとうございます!
こういうひとたちが、いくつもの怒りを鎮め、命を救ってくれたんですね。
一休さんを思い浮かべます。
そうですね。商売繁盛も福のうちに入るかもしれませんが、それだけじゃありませんね。
中国のおまじないだから日本人が貼っても、どうかな~^^
したっけ。
見たことないですか?
うちの近所の小さなお店でも貼ってましたよ。
中国人の経営じゃないと貼ってないのかな~。
イラストの「テンプク」は嘘ですよ^^
したっけ。
機転が利く人っていいですよね。
男にとって美人は寄り付きにくいですからね^^
したっけ。