体罰だとして暴力をふるった側の指導者は、動機としてそれが勝利させる為に取った道だったとか、そうすることによって一歩選手を成長させられると思ったとか弁明しているけど、心理的には要求に応えてくれない選手への苛立ちから、罪も無い選手に対して暴力をふるうことで、おそらくその場で気分の高揚を喜び、頭の中をスカッとさせていたのであろうという想像が簡単に湧いてきます。暴力をふるう指導者にとって体罰は、きっと快楽であり、一種の麻薬であり、魔薬といっても差し支えないと思うのです。こんな悪魔のような人たちに指導される選手はさぞかし恐ろしかっただろうし、このような指導でチーム力や個人のレベルが向上する理論はありません。
それにしても恐ろしいことを言い出したのは自民党の橋本聖子議員、告発した部員15人の名前を公表せよと迫ったらしい。日本中の善良なハシモト姓の人には申し訳ないのですが、大阪市長にしてもこの議員にしても、どうもハシモトと呼ばれる人に人権感覚を持った良い人は居ないのではないかと思ってしまいます。告発すること自体大変な勇気の要った行動であり、名前を公表すればどのような報復を受けるかも知れません。橋本議員は監督や強化委員長を辞任に追い込んだのは一方的であり、卑怯だと言いますが、元プロ野球G軍の桑田氏の発言を借りると、(体罰で)上下関係を以って暴力をふるうのは卑怯だと言いました、こう見るとどちらが卑怯なのか一目瞭然です。私はあの辞任した柔道女子元監督の顔を見ていると、名前が公表されたなら、彼にストーカーされるのではないかという懸念さえ感じます。橋本議員はきっと柔道連盟の一連の過失を庇いたいのだという印象を受けています。
さて紀伊姫駅、紀伊姫駅ノートは未だに存在し続けています。今で5ヶ月間無事、この間にも書き込みは増え続けています。この写真の上部は12月に紹介した長崎から船に乗ってやって来た(まるで五木ひろしの歌のような)人の書き込みでしたが、その次は先月私が帰る前日の24日に書かれています。クリスマスイブの夜に一人で駅巡りだと愚痴が綴られていますが、勝浦で雪が降っていたと記した後、浦上(浦神の間違いだと思う)へバス移動だとか、随分無駄な行程をしているようです。
こちら欄外に記されている大きな字では、サイコーなのは紀伊姉駅ですって?単に勘違いしたのでしょうね、漢字は駅にもノートにも沢山書かれていますから。大阪から何人かのグループでこの駅に立ち寄ったみたいです。18歳までこの地で育ったと言う人に誘われた何人かの友人は姫にやって来たのですね。今は大東市に住んでいるとかで、1月に大東市の野崎観音に行ってきた私は何か因縁を感じます。
1月5日には静岡の人、二人連れでしょうか。
読んでいると遮断機の音が鳴りだし、各停か特急かと思ったら、各停だったので停まったところを撮ってみました。串本方面からの電車だったら先頭が写せたのですが、新宮からの電車でした。
今年は重畳山の黒潮ポンカンが不作です。不作と言うより凶作らしい、例年なら年末から出荷されるのですが、今冬は12月に出荷されているのを見ていません。左の写真は紀伊姫駅の近くにある無人販売所、この時期ならL寸のポンカンが一袋5~6個入って200円で売られていますが、今年は皆無です。真ん中は伊串漁港に並んだ無人販売所、全ヶ所売られていますが、(右の写真のように)とても小さくてこれではあまり美味しくないだろうと思います。
伊串に寄ったついでに波止場の裏側の海を撮っておきました。
そのまま車を古座方面へと走らせました。A竹君がウツボの生を食べたいと言うので、古座の魚屋に売ってないか見に行ったのですが、結果としてはありませんでした。その代りとして見たものは古座川病院の解体現場、串本病院が規模を大きくして新たに出来たとはいうものの、紀伊田原や浦神、古座川町の奥からならかなりの距離です。この辺りにも一つ大きな病院があってもいいのではないかと思うのですが、医師や職員の数が多くは出来ないのでしょうか。バス停の名前も以前は『古座川病院』だったと思うのですが、『古座』に変わっていますから、きっと壊された病院の跡には最新設備の病院が建つことはありますまい。だいたい新しい串本病院が出来たのに、依然として患者は田辺まで行っていると聞きます。新しい病院の役割は高台に移って津波の対策をしただけだったのか、いくらヘリポートを用意しても、患者の信頼が得られず来てくれない、患者の面倒が見切れない病院では意味がないではありませんか。
こちらは建設中の橋杭の道の駅、GWウィークまでに間に合わせたいのか急ピッチで進行しているようですが、あまり頑丈そうではありません。まぁ次回の東南海地震による津波が押し寄せて、一旦流されてから頑丈な物を建てようと思っているのかも知れません。
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