ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

今年最後のプロ野球観戦

2014-09-18 05:00:00 | スポーツ

皆さん、ご機嫌よう。お久し振りです。何が久し振りなのか、それは勿論、私にとってはブログを綴るのが久し振りなのです。先週の9日にUPして以来ですが、実際にはもっと早く記事を書いていますから、私にしたら久々に記事を書いているということになるのです。おそらく2週間は編集画面を開くこともなかったでしょう。それはそれはとても楽チンなことであったのですが、その反面こんなに体たらくなことで良いのかという自嘲もあるのですが、もうこの歳ですから追い詰めたくはないと言ったところが本音です。ところで、“ていたらく”と入力すると“体たらく”と変換するのですが、“ていたらく”は漢字では“為体”だったはず、何故“体たらく”と変換するのか、“体たらく”で検索するといろんな辞書にヒットします。きっと“体たらく”と書いても“ていたらく”とは読めない人も居るのでしょうから、“為体”などと書いたら全く意味が通じないのでしょうし、私も何故“為体”がこんな字なのか、理解できていません。

             

7月30日の甲子園以来、野球観戦には行っていませんが、パリーグもセリーグも首位争いが面白くなっていた8月29日、急にK川君から電話があり、今は何処に居てるのか聞いたうえで、今晩甲子園へ行くかとお誘いがありました。急なことでしたが、別段何も予定のない毎日ですから、渡りに舟とばかりにその話に乗ったのでした。しかしこの日は夕方から雨という天気予報、案の定家を出た頃から小雨が降り出し、私は折り畳みの傘と、防水ハットを持って出たのでした。

       
                    いつも3塁側あるいはレフトスタンドでの観戦が多い私ですが、今回は1塁側からなので、写真がいつもと角度が違うでしょ。

甲子園駅に着くと傘を差すほどではないにしても結構な雨が降っていました。ダイエーの入り口で待ち合わせたので、ダイエーで食料と、雨水で席が濡れるのが嫌だったので観戦用のクッション、ついでに100円のビニールポンチョも買ったのでしたが、結果としてそれ等は不必要になったのでした。雨が止んだわけではありません。K川君が押えていた席はサンテレビのオッサンシートとでも呼ばれているものらしく、銀傘の下にあたるところだったのでした。先発は今年勝星に恵まれないでいる能見、しかしタイガースは序盤から徐々に点を奪い、7回を終わって10-2と大きくリード、こんな楽な展開のタイガースの試合は観たことがありません。9時になってなかったけど楽勝と思って球場を後にしたのでした。

             

前回来た時は梅田から乗る時から甲子園を目指す人が多かったのですが、今回は前回より遅く出たとはいえ前回ほどの人出ではありません。帰りも座って帰れました。横に座ったK川君の友人はずっとスマホとにらめっこ、梅田に着く前は8回表に2点入れられ、9回表は1点を入れられてなおノーアウト満塁だとか、まぁ満塁ホームランを打たれても1点勝ってるなどと冗談を言って、そこでお別れとなったので後のことは知りません。でもこの試合、ここから雨が降ってノーアウト満塁の場面でコールドゲームとなって終了、和田監督は抗議をしたと聞きましたが、抗議は受け入れられないという打算が有ったに違いありません。このまま試合が続いておれば逆転負けしていたのかも知れません。もう今季はタイガースとホークスの日本選手権での試合は無いでしょうから、今年の甲子園での野球観戦はおそらくこれが最後でしょう。

 

日はどんどん過ぎて、先日16日の火曜日です。まぁホークスのパリーグ優勝はほぼ間違いないでしょうが、前回の京セラドームでのホークスの試合時は串本にいたのでしたが、今回は大阪に居たので、オリックスを突き放す試合を観に行こうと思っていました。京セラドームでの残り試合はもう少なくなって、金券ショップで売られているセレクトチケット(後半戦が始まる前に後半戦のオリックス主催ゲーム用のチケットを束で売っている)はだんだん価値が無くなって来ていて、梅田などではきっと1000円を切っていると想像しているのに、難波では1400円もしているけど、セレクトチケットの方がが安いので難波で買って、阪神電車に乗りドーム前駅へと行ったのですが、地下鉄なら180円なのに阪神は200円も・・・でも地下鉄は心斎橋で乗り換えて、西大橋、西長堀、ドーム前と時間がかかるのですが、阪神なら難波、桜川、ドーム前と早いのです。

               

チケットは内野でも外野でも、1塁側でも3塁側でも自由席、席が決まってない分、空いたところに座れますが、満員になれば同じです。でも京セラドームで3塁側が満員になるようなことは無いでしょうと高を括っています。でもやはりホークスファンはたくさん入っています。先発は病気から復帰した大隣と12勝を挙げている西、どちらかといえば西に軍配が上がりそうですが、やはりホークス打線は活発でした。

                 

応援団の旗、オリックスは2本とT-岡田専用のものが1本、一方のホークスは個人用のものは無く、全部で6本舞っています。一時よりライト~1塁側のスタンドは観客が入るようになりました。今ではオリックスファンの方が多いかも知れません。でも私の前を歩くホークスファンを見ていると、何故か中学生が多いし、おじいちゃん・おばあちゃんも多い、どちらかというと現役で働いている世代が少なく思われます。

                     

甲子園と違ってバックスクリーンでの演出も多彩です。回が変わるごとに写真のように内川vs糸井などが流れます。この日球場で初ヒットを放ったのは糸井の2塁打、でも内川は3回の貴重な追加点を挙げています。他には李大浩vsペーニャの映像もありましたが、李は3ランホームランを打ちましたが、ペーニャは大隣に抑えられていました。

 

7回表のホークスの攻撃前、どこでも風船を打ち上げる風習が広がっているようですが、私はあまり感心していません。でもパノラマ写真で撮ると、面白く写っている風船がありますね。『カーコン』の下から右へ向かって飛んでいる風船は、1個なのに10個以上で写っています。これは私がカメラを左から右へ動かしているからだと思います。

   

こちらは7回裏のオリックスの攻撃前、席が遠かったせいなのか、撮る前はみんな風船を膨らましていたと思っていたのに、写真を撮ってみるとあまり風船は写っていませんでした。

             

試合は5回、李大浩の3ランでほぼ決まり、しかしそれまでは効率が悪く8安打で2点しか入ってないので、下手すると負けるかもと思っていましたが、大隣が尻上がりに調子を上げ、私は7回が終わった時点で帰ったのですが、家に帰ると完封勝利を上げていました。

             

これから先、オリックスとホークスの差がどうなるのかは分りませんが、ホークスの残り試合が10、オリックスの残りが15なので、残りをどちらも勝率5割と考えると、ホークスが80勝、オリックスも15試合のうち8試合勝つとどちらも80勝に到達しますが、その場合の負け数はホークスが56なのに対して、オリックスは62ににもなるので、これでは京セラドームでのクライマックスシリーズは有りません。どうやらこの日が今年最後のプロ野球の観戦となりそうです。