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2023県総体 団体戦⑥3位決定戦

2023-06-03 18:36:00 | 大会
準決勝で敗退したために、3位決定戦へとまわりました。

もし、この3位決定戦に勝利し、四日市工業高校が順当に優勝すれば、準決勝で敗退した本校にも準優勝の可能性があるかもしれないということで2位決定戦が行われます。

2位決定戦を行うためにも、3位決定戦は必ず勝たなければいけません。



対戦校は昨年度の新人戦と同じく、第3シードの海星高校さんでした。

本校のオーダーは
D長谷川.森下組
S1村田
S2野村
で挑みました。

試合は3セットマッチで行われ、3面進行で行われました。


まず、予想外の展開となったのがD長谷川.森下組。
相手ペアは3年生コンビ。おそらく団体戦としては今回の対戦が最後の試合で、準決勝で敗退したためにもう失うものもなく、明らかにノープレッシャー状態でプレーされていました。序盤からかなり球威とコントロールの良い確率良くショットを入れられ、1stセットは完全になす術もなく、一方的な展開でゲームカウント0-6で落としました。
2ndセットは、二人とも後ろに下がり、ペースが少し落ち着き、ポイントが少しずつ取れ始めるものの、ゲームカウント0-3とリードされます。試合が始まり、ずっとゲームが取れず、心が折れそうな場面ですが、決して二人は諦めることなく、ポジションを変えるなど、この試合を勝利するためにどうすればよいかを必死に考え、徐々に流れが変わり始めます。

ゲームカウント2-3とし、3-4.4-5と進んでいきます。
しかし最後はサービスゲームを攻められてしまい、ゲームカウント4-6でセットカウント0-2で惜敗。



そしてS2野村は、今大会の安定感を3位決定戦でも発揮しました。
相手は3年生でしたが、しっかりと左右に振られてもスピンでコートへ返し、スライスを効果的に使って、相手のミスを引き起こさせ、1stセットはゲームカウント6-2で取ります。

2ndセットも1stセットの勢いのまま、ゲームカウント5-2とリードしました。しかし、相手も3年生。ここから粘られ、野村の攻め急ぎにより、ゲームカウント5-4とされますが、コートチェンジでしっかり切り替えることができ、ゲームカウント6-4で取り、セットカウント2-0で勝利しました。


これでポイント1-1となり勝負がS1に委ねられましたが、ほぼ同時にS1も終了しました。
S1村田は、相手校の2年生エースと対決です。4月の練習試合では一方的に負けていましたが、今回の試合の序盤は明らかに相手選手の調子が上がっておらず、ゲームカウント4-1でリードします。

しかし、少しずつ相手の感覚が良くなり、簡単なミスをしてくれなくなりました。ポイントは取れるものの、ゲームを取りきれず、ゲームカウント4-6で1stセットを取り損ねます。
2ndセットは完全に相手もリラックスした状態でプレーし、村田も流れを戻そうと試行錯誤するも、強力なサービスでしっかりペースを握られ、ゲームカウント0-6で落とし、セットカウント0-2で敗戦しました。


結果ポイント1-2で敗戦し、第4位となりました。

反省はS1の1stセット4-1を取りきれなかったこと。1stセットを取れれば、相手にプレッシャーを与え続けながら2ndセット、そして取れなくてもタイブレークへ持ち込めたので、1stセットは何が何でも取るべきでした。
そしてS2の2ndセット5-2から5-4とずるずるいってしまったこと。6-2で取れば、まだS1は2ndセット序盤だったので、流れも変わってきたかもしれません。



しかし、選手は最後まで諦めずにチームのためによく頑張りました。
出場できなかった3年生の悔しさをしっかり背負って戦ってくれました。
だからこそ、この結果は間違いなく選手たちにとって悔しいものになったと思います。

私から見て、優勝した四日市工業高校さんは圧倒的に抜けていますが、ベスト4入りした3校はそこまで大差はありません。
まだ若いチームでもあるので、今回の結果に大きく落ち込まずに、しっかり力をつけて、新人戦での東海選抜、全国選抜出場を目指して、頑張っていきたいと思います。




保護者の方々やOBの方々をはじめ、関係者の皆様、熱いご声援ありがとうございました。
今後ともどうぞよろしくお願いします。



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