賞味期限って

　今日ある新聞の夕刊に、「期限切れ」続々公表って記事が載っていました。

　ローソンの販売したすしにつけたしょうゆが賞味期限を一日過ぎていた、スターバックスコーヒージャパンも冷蔵保管していなかった消費期限切れのチョコレートケーキ二個を販売した、東京ディズニーランド内のレストランで期限切れチーズを使用、菓子メーカー「おたべ」のチョコレート、ＪＲ東日本の関連会社が期限切れとんかつソースを使用・・・余波は自治体にも及び使用期限切れの点滴剤使用。

　　　　　　　　　　　　と、まあこんな記事であります。

　　　　「食の安全」に関わる大きな問題であることは間違いありません。

　さて、ところで「賞味期限」って一体どういうことなんでしょう、まさしく味を賞する期限っていうことなんでしょうね。きっと。。。

　そこで、私自身思うのは・・・たとえば果物、特に典型なのが「バナナ」です。綺麗な黄色・黄緑色、見た目は美しいけど、黄色が深まり所々に茶色の斑点？模様が出来てきてこそ味としては最高ですよね。

　そう、超熟しているバナナ（言葉は悪いですが腐りかけ）こそ、私は程よい賞味時期と思います。それに、そんな「バナナ」の方が半額とかになっていますよね。

　今は、どんな食物にも「賞味期限」の表示がありますが、昔・・・よく考えると「五感」で感じ取っていました。。。色艶を見て（視覚）、臭いを嗅ぎ（臭覚）、舌で味わい（味覚）・・・「あっ、これはまだいける」とか「ちょっと臭いも味も可笑しい、やめとき！」とか、思えばよくお祖母ちゃんに言われたものです。

　この写真は・・・息子が去年沖縄に修学旅行へ行ったときに買って来てくれた沖縄限定の不二家のぺこちゃんキャンディーです。「賞味期限」の表示は２００６・９となっていますが、つい最近まで食べていました（笑）

　消費者に不安感を与えたり、長年培ってきたブランドへの不信感を招いたり、食の安全を脅かしたり・・・・それは当然良くない事だけど、「賞味期限」って一体どういうことだろうって思いしらされながら・・・美味しい美味しい腐り掛けの超熟バナナを食べながら・・・・・今日の雑感であります。

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