坪内正人Blog

「見る・聞く・言うそして熱き心で動く」
これが私のコンセプト!

熱中症

2007-08-17 19:54:22 | 今日の出来事
 今、時候の挨拶って「暑いですね」や「それにしても暑いですね」・・・交わす言葉は誰もがこんなところではないでしょうか。。。

 人間の体温を3℃も4℃も上回る気温が続く今夏・・・毎日最高気温が更新されるニュースを見るたびに、子どもの頃、いくら暑くても33~34℃ではなかったかと昔を振り返る。。。。。

 どこの小学校でもあった、あの白い木のよろい箱・・・そうです百葉箱の中の温度計を測定した夏の思い出を探っては・・・重ねた歳の重みを実感しています。

 さて・・・こんな猛暑日が続く今、甲子園では高校球児の熱い戦いが繰り広げられ、そのプレー一つ一つに感動を覚えているのは私だけではないことと思います。

 そんな中・・・多くのサッカー選手たちを前に、「熱中症」の講習をさせていただきました。それこそ昔は・・・スポーツマンたるもの、水分は摂らず、唾が出なくなるまで、炎天下で目まいがするまで・・・こんな根性論が当然の如く徹底されていました。

 夏の暑さを乗り越えることは、心身ともに成長することは間違いありません。スポーツを競技として捉える時・・・やっぱり最後は体力であり気力が物を言うことも、これまた事実であります。

 でも・・・こまめな水分補給、十分な睡眠時間、日陰での休養。。。サッカーは局面において、無酸素運動・・・血管が広がり、心拍数が増え、脈拍数がかなり増加いたします。

 根性・努力・気力・・・の前に、スポーツを理論的に科学することの重要性を現代スポーツは説いています。。。

 今日も、高校生のラグビー部員が熱中症で亡くなったと言うニュースを見て、酷暑日続く今夏、スポーツに対する指導者像というものを、改めて共通認識していきたいと思いました。

        「熱中症」・・・と言う日記でした。。。